宝塚記念の予想です。


西工大ホースメンクラブ

担当:編集長


本命は◎フォゲッタブルとしました。前走の天皇賞・春では人気を裏切った形ですが仕上げに不満もありました。今回も天皇賞・春の時と同様、併せ馬の乗り手に長身の助手を乗せ相手の手綱を弱らせた上での先着と、調教に大きく評価はできませんが、前回のリアルプリンスに対し、今回はニルヴァーナとの併せで、時計も前回より速く、気合いもついてきているという印象を持ちました。前走馬券圏外の馬には厳しいレースですが、4歳馬が強いこのレースで人気を落としているならむしろ積極的に狙えるメドが立ちました。本命とします。



対抗に○アーネストリー。前走金鯱賞では余力十分の競馬。金鯱賞からは一昨年のエイシンデピュティが連勝でこのレースを制しています。この馬もローテーション、データ的には問題なし、しかも鞍上の佐藤哲三騎手と言えばタップダンスシチーでの当レース制覇もあり、この枠でどんな競馬をするのか期待十分。この馬は先行タイプなだけに通用してもしなくとも、この馬なりの実力は出し切れる点が強み。問題があるとすれば、2連勝中の重賞はどちらも2着がドリームサンデーで相手が淡泊な気も。



単穴に▲ブエナビスタ。通常であれば◎で然るべき馬。前々走では世界であわよくばの2着。何を隠そう昨年の最優秀3歳牝馬であり、秋のグランプリではいきなり古馬相手に強い2着と最右翼であることに間違いはありません。しかし、有馬記念では53kg、前々走は芝ではないので度外視したとして、前走はその週の500万下と同じ勝ち時計。自信を持って後方待機したというよりは、前に付けられなかったドタバタした競馬でした。ちなみにこの時の斤量は55kg。そのヴィクトリアMでは2着のヒカルアマランサスが次走で5着、3着だったニシノブルームーンが同4着と上位馬が軒並み不振な点が気がかりです。今回はヴィクトリアMよりさらにプラス1kgで相手強化、馬場コンディションもこの馬のフォームには合っていない印象ですし、決して楽ではないと思います。



その他、相手なりに走れるセイウンワンダー、道悪の阪神内回りが合いそうなネヴァブジョン、もちろん天皇賞・春を制したジャガーメイルまで抑えます。




編集長