西工大ホースメンの安田記念の予想です


西工大ホースメンクラブ

担当:編集長


本命は◎ビューティーフラッシュにしました。

今年のチャンピオンズマイルはアイルランドの火山の影響で参戦できなかった英国の馬がいて、レベルが低かったと謳われる香港勢ですがそんなことはありません。4F通過47,0は通年よりもハイペースで、勝ったエイブルワンは3年前にもチャンピオンズマイルを制しており、シャティンの最適な舞台でハイペースを見越しての先行策、結果上手く抜け出しての勝利。そこに際どく迫ったのがフェローシップとビューティーフラッシュ。ここではフェローシップの適性が1500が向くのに対して、ビューティーフラッシュは1800でもこなせるスタミナを持ち合わせており、東京マイルに向いていると判断して本命にしました。


対抗に○フェローシップは先にも述べたとおり、チャンピオンズマイルでの好走を評価しての2番手。4Fを47,0で差せるこの馬にとって、芝の質は違えど、日本のマイルチャンピオンシップが昨年逃げたマイネルファルケが半マイル34,8だったので、もしG1でスローになったとして、最大許容範囲で1F12,5で行ったとしても誤差は0,3秒しかなく、この差は東京コースに変わって十分に通用するレベルにあると言えます。前走があまりに惜敗の2着だっただけにここでの勝負気配も十分にあり、怖い存在です。


単穴に▲ショウワモダン、日本馬で最優先評価としました。前走で本格化を思わせる見事な勝ちっぷりで、斤量が減る今回も狙いが立ちます。父エアジハードは本レースを勝っていて、さらにこの馬は母父トニービンといういかにも安田記念向きな血統的ロマンが魅力的。時計は平凡でも、それを越えられる好調さが目につきます。


その他、穴ではサイトウイナー。昨年の安田記念は18番ながら6着と、先行馬総崩れながら粘った競馬には味がありました。チャンピオンズマイルでも切れ負けしている印象は否めませんが、地力は人気以上のものを感じます。ファリダットは大舞台向きの血統で、先週エイシンフラッシュが勝っているミスプロ系、素質はあり、昨年の3着ならあっと言わせる場面があっても。



編集長