NHKマイルC


西工大ホースメンクラブ


担当は南関担当デスク横浜です。


◎サンライズプリンスは前走のNZTで大外枠ながら優勝。中山1600という外枠不利の代表格ともいえるコースで外をまくりながらも勝利したことに価値があると見ました。勝ちタイム1分33秒9も優秀で、NZT優勝組が不振な当レースでもまったく不安はありません。父アグネスタキオンからは2年前のディープスカイもおり、血統面での不安もなし。本命としました。


○ダイワバーバリアンは同じくNZT2着からの参戦。勝ち馬サンライズプリンスには0.3差と力の差を見せつけられましたが掛りやすい気性とややジリっぽい末脚は東京コース向き。脚質も問わないこの馬に1番は好枠と言えそうです。父マンハッタンカフェは昨年のジョーカプチーノと同じで、牡馬クラシックに向き、さらに母系からはエルコンドルパサー、キングカメハメハとこちらも名門。血の持つ地力がフルに発揮されればここは好勝負必至です。


▲エイシンアポロンはいかにもマル外という早熟さと柔軟に動ける競馬が魅力ですが、皐月賞は外々を回されたあげく直線手前で仕掛けたことが裏目に出ての大敗。2歳時の京王杯では差しに回り上がり34.5の脚を使っていて、これは人気になっているダノンシャンティが前走の毎日杯で記録した上がりと0.1しか差がありません。自在性のあるアポロンが人気妙味も兼ねて魅力的な存在なのは間違いないです。


注意したいのはキングレオポルド。東京1600での2歳レコードを叩き出した事もある素質馬。当時はCコースだったのでAコースでどのような競馬ができるか期待と不安が紙一重ですが人気がないなら素直に狙ってみたいと思います。以下、桜花賞からの巻き返しを狙うサウンドバリアー、充実一途で堅実さが魅力なレトを挙げます。


…ダノンシャンティがサークルを挙げて不人気なのはスローペースしか経験のない馬にいきなり東京マイルは厳しいと判断。いくら松国ローテがブランドであっても、毎日杯組の勝率が異常でも経験のないマイル戦では全幅の信頼は置けません。人気なのであればむしろ率先して嫌いたいと思います。



南関担当デスク横浜