西工大ホースメンクラブ



担当:編集長


ここ10年間での代表的な歴代勝ち馬を考えてもアグネスタキオン、ディープインパクト、アドマイヤムーン、ロジユニヴァースなど錚々たる顔ぶれの弥生賞。クラシックで通用する3歳ステップレースで最も重要なレースと位置付けても過言ではないです。今年も好勝負が見れる予感。


◎ヴィクトワールピサは前走のラジオNIKKEI杯2歳Sが圧巻の内容。クラシックを見据えて、さらにメンバー構成を考えた上での慎重に待機策。結果前半3F38.0というスローペースにもかかわらず最後は余裕を残しての優勝。重馬場が予想される当日に同じようなレースが出来るかどうかは別として、同レース5着だったアドマイヤテンクウが京成杯で2着に残ったことからも、ここでの実力上位は明らか。昨年ロジユニヴァースがここを勝利、皐月賞こそ大敗したものの日本ダービーを道悪で制した昨年の例を取り上げても、クラシック最右翼候補が道悪を理由に嫌う要素がありません。


○と▲はなし。単勝、馬単、3連単でしか狙わないので敢えて連下の△しか付けませんでした。

その中で何頭かピックアップしたいと思います。


△エイシンアポロンは血統的に道悪だとなお強い雰囲気。京王杯2歳Sを破格のパフォーマンスで制したのが印象的でコース、距離延長も問題ないはずです。ただし、朝日杯2歳Sはローズキングダムに差し脚で鈍り、力負けした内容。そのローズキングダムと初戦一騎討ちを演じたヴィクトワールピサには敵わないと予測。


△ビックバンが大穴。昨年のホッカイドウ競馬、北海道2歳優駿を制した逸材。レースぶりはむしろ典型的な先行タイプのダート馬ではなく、広いコースで差すのが得意とする同馬。前走のヒヤシンスSこそ中央の3歳ダート戦線で足りませんでしたが、初の芝で嫌うよりはむしろ変わり身に期待したいところです。




編集長