こんにちは。編集長です。
題字は競馬発祥の地イギリスでの格言。
日本ダービーはウォッカ以来となるダービー馬からダービー馬が誕生した。
しかも関東馬が11年ぶりとなる勝利。
私個人としては常々関東馬に情を注いでいた身な故、図らずも感涙してしまった。
ダービーとは少し話題がずれるが関西馬が関東に遠征しては人気になり勝ってしまう。
関東馬がいくら関西へ遠征してもまったく無視される。
厩舎陣の努力とは裏腹に結果や馬主からの信頼など、溝は深まる一方であった。
今年は美浦にて元旦の初日の出から各厩舎そろっての調教が行われ
関係者からは
『今年こそ栗東に負けない意気込みで皆頑張っている。』
と美浦トレセンが一丸となって馬を育ててきたのだ。
結果は今年表れた。天皇賞春にて国枝調教師のマイネルキッツが勝利。
牡馬クラシックの皐月賞こそアンライバルドに譲ったものの、競馬の祭典をロジユニヴァースが制した。
これは運でもなければ設備が整ったという時代の流れでもない、
それはスピリットの時限の話だ。
そして関東馬で勝利したジョッキーもまた関東所属。
現在リーディングトップ、やっとダービージョッキーになることのできた横山典弘騎手は非常にプライドの高い人間で関西馬が強いこの時代に満足してはいなかったことだろう。
生産から育成、そして騎手まで、人馬そろっての見事な勝利であった。
関東馬、関東所属騎手の更なる飛躍を期待・・・いや、確信しよう。
編集長