山梨百名山 第13座 鳳凰山 No.2 | 夢の最果て

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山梨百名山をはじめとした登山記録や、日常の様々な事を気ままに書いてみました。

 

- - -  南御室小屋から薬師岳へ
一気に急登しますが、ほどなくして森林限界。鳳凰三山の特長である白い山肌が姿を現しテンションも上がります。また、ここからは視界も360度開け甲府盆地も一望するこてができます。薬師岳手前の砂払岳へ到着すると、足元に薬師岳小屋が目につきます。この日は、小屋の従業員かと思われる若い女性の方が2名、砂払岳まで散歩していました。
気をつけて頑張って下さい。その一言に俄然元気が出ました。


7時間25分 薬師岳山頂
山頂はかなり広いので落ち着いて休憩できます。改めて白根三山の重厚な姿が一際、目立ちます。


 - - -  薬師岳から観音岳へ
私が鳳凰三山でもっともおすすめするのが、薬師岳から観音岳への登山道。360度の大展望の中の白い砂道が沿線に続く姿はとても幻想的で、ここはアラビアンナイトの世界?はたまたシルクロード?なんて勘違いするほど見とれてしまいます。



8時間05分 観音岳山頂
鳳凰三山最高点の観音岳。地蔵岳のオベリスクがいよいよ姿を現しました。そして、観音岳からの富士山と甲府盆地は大変解放感が溢れています。



 - - -  観音岳から地蔵岳手前、赤抜沢ノ頭へ
観音岳からは一旦下ります。そして、地蔵岳への登り返しとなるので地味にきつい道のりです。
また、踏みあとがあちこちにありガス等で視界の悪い日は注意が必要です。
ただ、目標の地蔵岳のオベリスクは常に見えているので目印を探すことと足元に気をつけて頑張って下さい。

 - - -     赤抜沢ノ頭から地蔵岳オベリスク
地蔵岳が実はどこを指すのかでも昔議論が行われており、現在はオベリスク手前の子授け地蔵のおかれている場所が一応の頂上ということで標識も立っています。(もちろんオベリスクの頂上が本当の頂上だと思いますが)ただ、あるはずの山梨百名山のお馴染みの標識は落ちてしまったのかありませんでした。




8時間55分     地蔵岳オベリスク
近くでみると圧巻です!このオベリスクは甲府盆地からも見ることができるくらい目立つ
この日頂点まで登ったかたは3名いました。鳳凰三山へはほとんどの方が青木鉱泉からでした。日帰りも割りと多かったです。夜叉神峠からも日帰りで来ている方もおり、その方はピストンでした。このクラスの山だと歴戦の猛者もおり色々な武勇伝も聞くことができました。ついつい長居してしまいましたが、とてもいい思い出になりました。


オベリスクと観音岳からの富士山

最後は広河原までの下りまでを紹介します!