ちょいちょい挟んでいきます、自動車修理ネタ。
今回はメルセデス・ベンツ SL320 バリオルーフの修理です。





シリンダーの油圧漏れで、オープンしなくなってしまったオープンカー。
手動でどうにか開けていきます。
しかしロールバーまで動かなくなってしまったので、根元から外してやりました。
ここのシリンダーはラチェット式になっているので、ガチガチッと出て来ますが焦らず、スプリングを引っ張ってやればシリンダーを押し縮められます。

今回の漏れはこの奥のメインシリンダー。







シリンダーは1本漏れれば他も漏れます。
でも、全数交換となると費用も大変ですよね。
オーナーと相談し、今回はメインシリンダー左右だけの交換となりました。

下のシリンダーのボルト、左側にはBOSEのサブウーハーが入っているので狭いです。
しかも貼り付いてて外れないし。

なのでハーネスカバー切っちゃった。
これでなんとか作業出来ます。




シリンダー2本交換して、無事に開閉出来るようになりました。

この年代は、もう漏れて当たり前ですよね。
古いクルマは維持していくの大変です。