メルセデスベンツ W210 E430



セルモーターで始動後、コントロールユニットボックス内のヒューズが切れ、
エンジン止めると再始動出来ないって症状。
同業者さんから外注修理を受けました。

診断してみると、正確にはキーONの段階ですでに高めの電流が流れており、
セル回さなくてもキーONをキープすればヒューズが切れる。

ヒューズボックス自体の内部破損で似たような症例があったので、まずはそこを交換。



下にあるのが新品。
交換してみましたが、残念ながら変化無し。
それならコントロールユニットを一旦全部外し、1つずつカプラーを繋いでテストしてみましょう。

と思ってすぐ隣のミッションコントロールを外してみると、



カプラー取り付け部にオイルが溜まっています。

あー、これアレだ。

とりあえずクルマ持ち上げて下の状況を見てみると、



あー、やっぱり。

ミッション配線の取り出しソケットが劣化してオイル漏れ。
そのオイルが配線の中を伝ってミッションコントロールユニットまで上がってきます。
ホースとか配管じゃないですよ。配線です。
毛細管現象ってやつ。

で、ミッションコントロールユニットを外してテストしたらバッチリでした。

ミッションのソケットを交換して、コントロールユニットは逆さまにしてオイル分を流し、配線もダラーンと放置してオイルを落として、バッチリでした。

この手の現象による故障はたまにあります。
症状は様々ですけど。