これは第37回全日本大会の時の塩島修vsアルテム・プーカス、試合終了間際の瞬間の3コマです。
ロシアの選手は終了間際になるとセコンドを気にし始めます。
あと何秒かを知る事によって、おそらく終盤のロシアン・ラッシュをかけようとするんですね。
1コマ目なんか完全によそ見状態です。
そこを逃さず、塩島選手は上段を蹴りに行きます。
ここまでは突きの応酬で膠着していたのですが、最後までどんなチャンスも逃さない姿勢がうかがえます。
しかし、さすがはプーカス選手、間一髪で蹴りをかわします。
手での受けは間に合っていませんが、上体をそらして対処しています。
この体制から、相手の気配だけでよくかわせるもんだなと思います。普通なら当たってます。
実は塩島選手自身も上段かわしの達人です。
名人対決は何度見ても素晴らしいです。
この試合は今回の新作「小よく大を制した戦い」の木立選手解説版にあらためて収録しました。


