今朝の一枚。
DMの画像は、個展をする楓ギャラリーの展示室を撮った写真を加工し、コットン紙にプリントして
そこに、ドローイングしたものだ。
上のは、その連作。
ニシムラ コウイチ展
「記憶の寄り辺」
楓ギャラリー 8月31日から9月10日まで
今日は終戦記念日である。
一つ前にも書いたが、
ツイッターで、「原爆を落とした罪」について出てきた。
しかし、「原爆を落とさせた罪」はないのだろか?
そこまでしなければ分からないだろうと、世界に思わせた、自国の過ち、
そして犠牲となった多くの人たちを想い偲ぶ日だ。
子を持つ親なら、誰でもわかる事だが、
子供が、自分の意にそぐわない事をしたとき、叱るとき、
その子に向けての感情は、自分自身が持つ憎しみやら、感情だったりする。
罪を犯した相手を責める前に、
罪に至る経過には、近くに居る自分にも責任がある。
だって、子供は、親をみている、若しくは、親しかみていないのだもの。
戦争だって、そう。
自分と、自分とは相反するものしかみていない。
どちらかがどちらかに謝罪する、罪をなすりつける、では解決しない。
理解し合うというのは、難しいことなのだろうか?
何せ、親が子を放置して殺してしまう国だ。
まず、そこからだな、他国との平和は。
ポツダム宣言から終戦前後までで、多くの方が亡くなった。
たった、数か月のことである。
今日の一枚は、その方々、ご遺族に捧げる。
自分を省みて、相手に一歩近づける日を祈って。


