前回の日記にて、西天満界隈の画廊を廻ったのですが、

携帯からだったので、詳しくアップできませんでした。

で、その中でも、

乙画廊さんのところの、

本田征爾展 ─幻灯宇宙─


が、一番秀逸であると思いましたので、公開いたします。



nissy stroke-painter


現在、札幌在住。
半年間、まぐろ調査船に乗船、船上で描く透明水彩、水溶性色鉛筆を用いた作品を帰国後に発表。
~と、画廊のHPの説明にもあります。
まだ、お話は直接していないのですが、(月曜日また伺おうかと。。。)
彼自身、深海を彷彿とさせる(失礼)風貌。。。
いや、そういうことではなくて。
なんというか、
まぐろ調査船という半閉鎖的な生活のなかで描かれる絵。
という事実も、もちろん面白いのですが、
作品自体、小品ですが、素晴らしいと思いました。

色の定着度、その密度といういのは、
理論的、技術的に、生み出すことは可能なものです。
しかし、そこに己の幻想や憧憬をはめ込み、理論や技術を乗り越えて、
観る側を深みに誘うことは、そんじょそこらの孤独や感情では生み出す事はできません。

だからと言って、私が同じ事をしたい訳ではないのですが。。。
自分とは違う、誰かの本音。そこまで観させてくれるものは、そう多くはありません。
私は「あがた森魚」の大ファンで、大阪に彼が来たときは、打ち上げにも参加させてもらうくらいです。
その「あがたワールド」に通じるところが、本田さんの作品にはあるような気がしました。


パッキパキな現代美術もいいのですが、
己の存在のつぶやきのような、吐露のような作品には、時代を問わずいいものがあるのです。

深い深い海の底、私は貝になりたい。。。(フランキーの方ね)

マグロだけに、吐露。

お後がよろしいようで。。。。