怖い話を求めて「勝手にしゃべる女」(赤川次郎)

>赤川次郎先生のショートショート集

25編のショートショート集
さて、私のお気に入りは
・「流れの下に」
    結婚前日の娘に母が語る、娘の父と母、夫婦の過去の言い争い、話は夫婦の中学生時代の出来事にさかのぼる。そして妻が夫に内緒で川に捨てたもの。それは父の思い出を守るため。
・「迷いの季節」
    三日、三週間、三か月、三年、会社を辞めたくなる時期。(これは経験的に実感できる)そしてさらに。
・「夏休み」
    夏休みの予定なく女子社員におちょくられた男、でも悪いことばかりではないようで…

・「奥の手」

    御祝儀を貰うための偽装結婚、その前の離婚のはずたった…


最後にご紹介した「奥の手」、離婚、御祝儀すべて妻の策略で持っていかれる。

怖いですね、身近な女性が一番怖いかも…