あなたの遠征サポートセンター(その2 休日おでかけパス編) | キミへの想いはなないろ

キミへの想いはなないろ

これからも、君とここにいる日々

https://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2093

 

鉄道ヲタクなので、続けて役立つことを書きます。今度はエリアが狭い範囲の切符です。

JR東日本が出している「休日おでかけパス」という切符があります。1枚2,670円で、上記地図の範囲が1日乗り降り自由。

 

ここでJR乗車券のルールを簡単に説明します。

・100㎞以内、あるいは100㎞以上もJRが定めるエリアは途中下車不可

・切符は一方にしか進めない

JRの「近距離乗車券」は途中下車不可です。途中下車とは「改札口を出る」ことです。改札口を出ると、切符は回収されます。小さい切符は自動改札機に吸い込まれていきますよね、あれです。

例えば、恵比寿→池袋の切符を新宿の改札口に入れると戻ってきません。池袋に行く場合、新たに切符を買う必要があります。ICカード乗車券でもそれは同じで、恵比寿→新宿、新宿→池袋それぞれの運賃が差し引かれます。

また、一方向にしか進めません。逆戻りができません。実際には戻れたりしますが、ルール上はそういうことです。

ここまで理解できていますでしょうか。

 

それらのルール関係なく、何度も乗り降りしていい、逆戻りしてもいいのが「休日おでかけパス」です。「元を取る」にはなかなか大変ですが、羽田空港やお台場までフリーエリアに含まれているので、使い方次第では元が取れます。ただ、フリーエリアであっても「JR東日本の駅」でしか買えないため、「羽田発」は不可能です。モノレールで浜松町に行く必要があります。

あまり機会はありませんが、お台場(先日のフリーライブやZeppダイバーシティ)に行く場合、お得になるケースがあります。

 

お台場に行く場合

例1)

深谷→東京テレポート

普通乗車券 片道 1,820円 往復 3,620円

休日おでかけパス 2,670円

差額 1,050円 しかも乗り降り自由。途中、新宿渋谷などで降りることもできます。

 

例2)

前橋→東京テレポート

普通乗車券 片道 2,540円 往復 5,080円

前橋~神保原(フリーエリア入口) 往復 820円+休日おでかけパス 2,670円

差額 1,590円

切符を買うために神保原で1回降りないといけないのですが、その手間を厭わなければ往復で1,590円も安くなります。帰りは「乗り越し」で精算すれば、神保原で降りる必要はありません。

 

あるいはパシフィコ横浜

例1)

土浦→桜木町

普通乗車券 片道 1,940円 往復 3,880円

休日おでかけパス 2,670円

差額 1,210円

 

例2)

水戸→桜木町

普通乗車券 片道 2,590円 往復 5,180円

水戸~土浦(フリーエリア入口) 往復 1,940円+休日おでかけパス 2,670円

差額 570円

こちらはあまり得ではない…。

 

先述の「週末パス」と違って

・使いたい当日でも買える

乗りたい当日に買えます。急遽予定が決まった・変わった人が対応できます。もちろん事前に(使う1か月前から)買えます。

・お盆や年末年始も使える

休日の名前のとおり「土休日および 4月29日~5月5日、7月20日~8月31日、12月29日~1月3日の毎日」が有効期間。多客期であるGWや夏休み、年末年始も使えるのが味噌です。夏休みはまさに学生に合わせた日程。

しかし、そうは言ってもやはり

・買える駅が限られている

上記エリアのJR東日本の駅窓口、指定席券売機、代理店などでしか買えません。大阪(JR西日本)や名古屋(JR東海)はもちろん、同じJR東日本でも高崎や宇都宮では売っていません。エリア外に住んでいる人はエリア内の友達などに頼んで郵送して貰うか、どこかで合流するか、いろいろ方法はあると思います。

 

先日のエビ中@結城はこの切符を使いました。普通に往復すると3,220円のところ、2,670円で済みました。

今年は機会がなさそうですが、これまで氣志團万博はお世話になっていました。

 

不定期と言いながら勢いで2本目を書いてしまいました。

詳しく知りたい方はamebaメッセージやTwitter(ID kerotan_24)までDMください。

少しでも得して、美味しいものを食べて、よい旅を。