26年目のスタート (BOOMファイナルライブ)
しばらくBOOMの曲は辛くて聞けないなぁと昨日のファイナルライブの前は思っていましたが、今朝通勤の車の中で普通に聞けました。
3月の解散発表から色々な思いを胸にしながら過ごし、ツアーに参加していよいよファイナル、日本武道館の周辺は特殊な雰囲気になっていました。
席につくとオフ会メンバーが奇跡の7人横並び、最後に神発券となりました。
広い武道館にあちこち知っている顔、久しぶりにお会いする方が見えて本当にオフ会で出会えてよかったなとしみじみ。
ライブスタートはツアーでも流れていたあの映像の曲、何回も見ているのに目がウルウル、4人が登場した島唄で涙腺崩壊でした。
4人が奏でる島唄はもう聞けないのかと考えてしまうと、もうダメでした。
でもそのあとはオフ会で踊ったあの曲をライブで始めて、しかも南流石のダンスを身ながら踊り、スカメドレーではいつものライブと変わらず歌い踊り跳ねまくりました。
そしてしっとりと歌う時間が訪れ、月さえも眠る夜のイントロが。
この曲は自分、だめなんです。
前からライブでは涙が出てきたのですが、昨日はもう…
両脇に気づかれないように涙は垂れ流しでした。
この後、妻と交代して息子をだっこ紐で預かりました。
若干風邪気味、生後10ヶ月でライブは早いのはわかっていましたが、私たち夫婦が出会うきっかけになったBOOMのファイナル、いつかDVDを三人で見れるときがくるけれど、やはり一緒に体感したかったのです。
しかしグスった時の最終アイテム「乳」が出ない自分、大泣きしてしまえばロビーに出るしかありません。
日本武道館は周りをグルッとまわる通路はあってもソファーとかは一切なく、抱っこしたまま歩いてなだめるしかありません。
音洩れを聞きながら歩き、MCはまったく聞こえず、何回か再入場を試みましたが御機嫌はなおらずアンコールの最後の曲も通路を歩きながら聞き、ファイナルライブは終演しました。
そんな感じで最後のメッセージも聞けず会場の雰囲気もわからないままなので、実感がまったくなく朝からすんなり曲を聞けたのだと思います。
だから自分の中でTHE BOOMの26年目はスタートしています。
たとえ新曲が出なくても、ライブがなくても自分たちのそばにはいつでもBOOMはいます。
だって数年間バンド活動をお休みをした時期もあったし。
いつか気まぐれで4人がちょっとやってみるかと考えたりしたら、家族三人で行きたい。
10年先とかね。
20代から自分の人生に大きな影響を与えてくれたBOOM、もし出会っていなかったらまったく違う人生だったはず。
本当にメンバー4人には感謝しかありません。
サポートメンバーのみんなもBOOMの大切な仲間でした。
そしてオフ会で出会えた仲間、BOOMの素晴らしさを再発見できた時間をありがとう。
これから旅はまだまだ続きます。


