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ギター編!

個人的にこいつがやっかいなんですw

使うEQは毎度おなじみ、カットフィルター、あとピーキング少し使います


ギターは曲によりますが、クリーン、歪み、ソロ、空間系で分けて処理します


オンマイクだったり、オフマイクだったり何個も音重ねて録っているギターはとにかく面倒くs


まずはローカットをしていきます

ちょっとユルめのQで150hz辺りまでカットします

ベースのおいしいところを譲ってやる感じ

ハイカットは、これもQユルめにして10khz以上をカット

これはシンバル類に譲ってやるため

ボーカルと被りやすい中域は、ボーカルを鳴らして、ボーカルの邪魔しないところまでちょっとずつカットしていく


以上だ




作り込んだ音をあまり弄るとギタリストにボッコボコにされます


ただ歪みの場合、ちょっとワザを使います
ミックスやる人なら常識になってるけどw


ピーキングタイプを使い、2.2khz辺りをQをスーパー細くして、7〜8dbぐらいカットしてやります


あら不思議


嫌な倍音が取れるじゃありませんか


ギターの倍音はこの辺りに固まる事が多いので効果的です

足りない場合は200hz刻みで同じようにカットしていくといい感じ


基本的にはクリーンも空間系も同じ処理をします(2.2khzカットはしないよ)




ソロはボーカルと同じぐらいの存在感を作ります
ソロなので、目立たせてやりましょう

まずはローカット、ハイカットをしてやります

これはオレの場合ですが、ピーキングタイプで、2khz、4khz、8khz辺りを少しブーストします
被りはそこまで気にしなくてもいい

そうすると、ソロギターらしい音になったりならなかったりw

これは探っておいしいところを見つけます


これらの工程を全てのギタートラックに行います

ギターは処理自体はそこまでむずくないけど、数が多い

オンマイク、オフマイク、クリーン、歪み、空間系、ソロ

さらに、ギター2人編成だったり、PAN振りでLRに振ったり





な?面倒くさそうだろ?
もっと言えば、まだミックスでやる空間系の処理もあるんだぜ?

ギターの処理は根気が大事

ちなみにこれはエレキの話し

アコギはまた処理の方法が変わります
そう言えば、アコギの周波数特性書いてなかったw

次はまとめてアコギ書こう