キラーストリート
既にネロブルとボバさんのみが記事を書き続けている状況に愕然のネロブルです。コンバンハ
本日のお題は「キラーストリート」
そうです。サザンオールスターズが実に7年ぶりにリリースしたニューアルバムです。
ネロブルは初めて買ったレコード(CDではなかった・・・)が85年発売の「KAMAKURA」だという、ファン歴20年の大ファンです。
今回のアルバムはスゴイです。何がスゴイってこのアルバムが「7年ぶり」ということです。
世界的に見てアルバムを10年に1度くらいのペースでリリースするのは珍しくありません。
洋楽アーティストは1度アルバムをリリースすると全世界で販売されるため数千万枚規模での売上げ収入があります。さらに世界中を営業ライブツアーで回りますので数年に1枚リリースすれば十分だからです。
むしろ出し惜しむ方が有り難味が増したりします。
ところが日本のアーティストはそうはいきません。アルバムが売れるのは国内のみ。数万枚売れれば大ヒットです。
当然それだけでは食べていけませんので、毎年アルバムをリリースしなければなりません。
アユもB'zもユーミンも基本的に同じです。女王と称されるアユのアルバムリリース頻度 を調べて見てください。
サザンが最後にアルバム「さくら」をリリースした翌年の1999年から7年の間にアユがリリースしたアルバムはなんと10枚を軽く超えます。ファンの人は大変だなあ・・・
まあこれも戦略の一つなので否定はしませんが。
という訳でサザンの「7年振り」というのがいかにスゴイことなのか理解いただけたでしょうか?
散々飢餓感を煽っておいての30曲入りニューアルバム。売れないハズはありません。来週のオリコンチャート1位はまず間違いないでしょう。
2000年の「TSUNAMI」のメガヒットでファン層はかなり拡大され、ライブでも若い人が多くなりました。
伝説のベストアルバム「すいか」をお年玉で購入した日が懐かしい・・・(まだ持ってます)
・・・と、ここまでは褒めちぎりましたがサザンを全肯定という訳ではありません。
今回のアルバム30曲の内、9曲は既に発売済みのシングル曲。どちらも買わせようなんてセコい。
まだ全部聞いてないですが、恒例の「やっつけ仕事的曲」も絶対にあるハズ・・・
それでも購入してしまうのがファンの辛いところなのですが。
なんにせよしっかり聞いて12月のライブに備えたいと思います。
サザンを普段聞かない方も一度聞いてみてくださいな~