昨日3月4日(日)は、「第14回旭区生涯学習ルームフェスティバル」落語会(通称「ミートボールの会」)が大阪市旭区民センターで開かれ、坊瑠&未来の両兄と不肖私が出演させていただきました。
「ミートボールの会」とは、オッサンばかりで、脂っこいからというわけではありません。
未来の「み」
東二の「と」
坊瑠の「ボール」で
ミートボール。
なんかそういうのを思いつたので、私が勝手に付けました。だから、正式な落語会の名前ではありませんけど、とてもいい名前がついたので、勢いチラシも作ってしまいました。
家のプリンターで20枚ほど出力。東梅田落語倶楽部のお稽古にもっていって、ご参加の諸兄にお配りしただけですが、なかなかの出来でしょ?もう少し早く思いついていたら、もっと早くに作ったのになぁ…と、ちょっと後悔しています。
さて当日、家から出かけるときは晴れていました。
「これなら、お客様も大勢来てくださるなぁ…」
などと、勝手に思っていました。
最寄の地下鉄駅から一度乗り換えて、「関目生育」で下車。会場まで少し距離がありますが、ネタ繰りをしながら歩いていくことにしていました。しかし、住宅街の中の道を右折&左折と結構複雑な行程でしたので、携帯のナビを見ながら歩くだけでやっとでネタ繰りはできませんでした。
15分ほどで到着。
1階ロビーの椅子に腰かけていますと、坊瑠&未来両兄が到着。2階の会場へ。
会場の展示物や模擬店などの準備はほぼ終わっていました。私たちは、坊瑠兄持参の見台&膝隠しを組み立てて設置したり、マイクや出囃子&はめものの音量チェックをして、控室へ。
出丸師匠の真由美奥様が、まだ剥離骨折が完治していないにもかかわらず楽屋見舞におこしくださり、おまんじゅうをいただきました。ありがとうございました。
「大阪屋はな子」改め「まったり亭はなこ」さんも、名ビラを持ってきていただきました。
「寝坊した!」と駆け込んできたのは、落語会のお茶子をつとめていただく栗栖亭いろはちゃん。春らしい萌黄色を基調にした着物姿。着物の着付けが一通りできるとお伺いしていましたが、さすがの着こなしです。この後、坊瑠さんの袴の着付けもされてましたわ。
そこへはな子さんが、
「これ持ってきたんで、つけたらどうでしょう」
みると、鮮やかな緋色の前掛け。落語会でお茶子さんが前掛けをしていますが、さっそくいろはちゃんにつけてもらうと、萌黄色の着物にぴったりマッチ。本格的なお茶子さんの出来上がり。なかなか気が利きますね、はな子さん!。
落語倶楽部の安傘亭菓南さんはご自宅から自転車で、出丸師匠ご贔屓のみやけんさんもわざわ車でお越しいただきました。ありがとうございます。
さて、なんやかんやわぁわぁ言うてる間に開演時間が迫ってきました。私は、あまりネタ繰りができていなかったのですが、ここは落ち着いて…。
□□第14回旭区生涯学習ルームフェスティバル落語会(「ミートボールの会」)□□
■と き:2012年3月4日(日) 午前10時30分開演
■ところ:大阪市立旭区民センター大ホール
■入場無料
☆☆演目と演者(敬称略)☆☆
「道具屋」 菱乃家東二
開演前から落語会の会場に多数の展示物があり、それを見学に来られる方が大声でお話なるのが気になっていましたが、やはり開演後もつづいていました。私の話す声よりも大きな声で、高座の私よりも面白い。大きく動揺してしまいましたが、ここはガマンの一字。一生懸命にお噺しました。お越しいただいていた菓南さんによれば、「会場内でしゃべっていたお客さまも話の半ばで話に引き込まれていって静かになるのがわかった」と言ってくださいました。頑張ればそれだけの成果があるということでしょうか。いい勉強になりました。ありがとうございました。
菓南さんが私の高座を撮影してくださいました。
「代書」 かがやき亭未来
さすがの口演ですね。「オモイデ」、下座でいろはちゃんと一緒に「しょーむなぁ…」と言いながら大爆笑しました。そんな小ネタもちゃんとハマるすごい人です。5月3日の「ふたり会」もよろしくお願いいたします。
「宿屋仇」 米酢亭坊瑠
サムライがでてくるお噺とあって袴をつけて登場。長講でしたが、すばらしい口演でした。迫力がありました。私は途中のはめものを担当しましたが、ちょっと音量が大きかったみたいですね。すみませんでした。
お越しいただいたお客様は、38人(いろはちゃん調べ)。無事終演。後片付けをして、1階の調理室に移動。出演者に用意してくださっていたカレーをいただきました。美味しかったです。
朝はあんなに晴れていたのに、センターを出たときには、しとしと雨。みやけんさんの車で天五に移動して、鉄板焼「はな」へ。「繁昌亭昼席」に出演していた出丸師匠と合流。打ち上げで「楽!」