北茨城の大津港に到着したのは土曜日の16時ぐらいでしたかね。

 

ちょっとだけ観光しました。

 

お世辞にも、立派な名所、とまでは言えないですけどね。行ってみて残念に思う観光名所の代名詞といえば、札幌の時計台が有名ですが、なかなかどうして、札幌時計台に匹敵する残念感に、ワタクシは新たな観光名所の楽しみ方を身に付けた思いでしたよ。

 

大津港前の上州屋で最後の散財。釣れないのではないか?という不安を打ち消すのは実に簡単で、釣り道具を買い漁ることに優る精神安定剤はこの世には存在しないのであります。

 

ということで、ダイチ先生によるアジング講習が開催されまして。講習時間はなんと10時間。18時から4時まで。そう、徹夜の夜釣りです。

 

40代半ば以降のおじさんたちが、アジングのために徹夜を厭わず1時間以上のロングドライブで北茨城まで足を延ばすのだから、エライことです。一般の方々には理解はされないのでしょうが、ワタクシたちには大真面目な学びだったのです。

 

 

 

 

中秋の名月のこの晩。釣れるまでは月夜が良くないのではないかとか、他の釣り人の状況が気になったりだとか、様々にヒントを探る時間もまた、夜通しの学びの会だからこその時間でありました。

 

とある出逢い、発見により、結果的には合計で160匹程度のアジを釣り上げ、各自が60匹前後を持ち帰ることになったのであります。

 

ダイチ先生にはお礼の品を。

 

急ぎの帰宅は、霞ヶ浦のJB TOP50における水辺基盤協会のブース運営のお手伝いのため。

 

ほぼ寝ずに、茨城の最北から茨城の最南までを駆け抜けました。

 

そこから、アジとの格闘。

 

50匹以上のアジを2時間かけて捌ききりました。2時間ということは、1匹あたり3分弱。まあまあな手際の良さだったのではないかと思いますが、ちょっとした無間地獄と睡眠不足は、終了直後の睡眠の波にあっという間に飲まれるための劇薬となりました。