2021年最後の防塵挺身隊、毎年恒例の高浜特攻!!

いつも、「清掃活動」だけにフォーカスしていますが、拾ったゴミは、我々は自分達で処理するために、参加費を徴収します。自分でお金を出してゴミ拾いすることが、当たり前な水辺基盤協会の面々は普通のこと。ですが、税金で処理されるゴミをゴミ置き場に出して、ゴミを回収してもらえる生活をしている日本人の我々は、この話をするだけで「ええっ?」といいますよね。でも、ちょっと考えればわかることですよね。

体調が悪いとおっしゃっていた吉田さんも、吉田節は健在でありました。


全員で吉田さん、および分別隊長のありがたいお言葉を、青空教室にて拝聴であります。



これが防塵挺身隊の第2正装であります。

水辺の清掃は、陸からの清掃はもちろん、場合によっては沖側からの清掃も行います。ゆえに、入水するためのウェーダーとライフジャケットは必携なのであります。


このカッコで清掃するのは、さすがに霞ヶ浦では防塵挺身隊だけですね。



清掃活動していると、近隣住民の方々が「ありがとうございます」と声をかけてくださる場面に何度か遭遇しました。


冷蔵庫やらテレビやら、本当に「なんでやねん」と思うようなゴミが投棄されているわけです。明確な悪意を持った投棄者もいれば、日常生活の中で悪意すら薄まって当然のように車の窓からポイ捨てする連中もいるのでしょうね。


このようなSNSなどで、さまざまな罵詈雑言を書き並べたとしても、場合によってはそれが自分のことだと思ってすらいないような連中もいるのだろうと思っています。だとすると、霞ヶ浦のゴミは無くならないだろうなぁと。さあ、どうしたもんですかね。


ゴミ拾いは、昭和電機グループさんよりご提供いただいているゴミ袋が今回も大活躍です。このゴミ袋は、清掃活動の現場の声が反映されたゴミ袋。もはや欠かせないですね。



どれだけゴミが回収されたか、確認するのを忘れましたが、37名の参加者での清掃活動は、やはりパワーとスピードが圧巻でしたね。今回もやってやりましたよ。


しかし、拾っているゴミには世相が反映されますね。マスクが増えていたり、オムツの投棄が増えていたり。ゴミにもコロナ禍影響や介護関連の廃棄物が出てきています。予想としては、PCやタブレットも今後増えてくるんだろうなぁと。


清掃活動完了後は、特別に霞ヶ浦導水の工事現場を見学させていただきました。


こちらは、那珂川からの導水がつながる部分の掃き出し口になるところ。



この重機は、土にセメントをまぜて地盤を固くするためのもの。地中に5メートルほど、攪拌するためのパーツが刺さっています。



こんな感じ。



からの、まさに水が引かれてくる部分の立て坑、というんですかね。



ドキドキしながら見ましたね。



40メートルもあります。



どどん。



来年には工事が再開されます。早い完成、導水開通を願っております。