オリックスの決算開示には驚きました
1、黒字!!
→コロナ禍で各社赤字に転落している中、2Qの実績・通期の見通しともに黒字です
2、利益額・利益率の厚み!!
→2Q累計最終利益が、938億円(EPS75円 売上収益利益率8.7%)
通期見通し1,900億円(EPS152円(1900億円を20.9期の期中平均株式数で除すと))
と利益額にも余裕があります
3 配当額!!
→中間35円、期末41円、年間配当金76円と前期配当額を据え置いています
4 自己株式取得の決定!!
3月末まで発行済株式総数に対する割合約4%、総額442億円を上限とする自己株買いを決定
配当総額約1千億円、自己株買い529億円(5月末までの購入87億円含む)、計1,500億円と進行期は利益の大半(8割近く)を株主に還元する計画です
コロナ禍に関わらず、積極的な株主還元ができるのは、業績に自信があるからだと思います
【今の株価で指数はどうなるのか】
1,271円(2020.11.2決算発表反映前)
5.97% 配当利回り(会社予想)
76円(2021/03)1株配当(会社予想)
8.36倍(---) PER(会社予想)
(連) 0.54倍(11/02) PBR(実績)
152円(2021/03)EPS(1900億円を20.9期の期中平均株式数で除すと)
(連) 2,352.42(2020/03)BPS(実績)
さすがに、配当利回り4%→株価1,900円程度に上昇する気がします
→いくら株価が上がろうが、オリックス株は売りませんが!!
【事業の種類別セグメント情報】
苦戦事業(灰色)
・法人営業・メンテナンスリース(金融・各種手数料ビジネス、自動車および電子計測器・IT関連機器などのリースおよびレンタル、弥生)
・不動産(不動産開発・賃貸・管理、施設運営、不動産のアセットマネジメント)
・事業投資・コンセッション(企業投資、コンセッション)
増益事業(黄色マーカー)
・環境エネルギー(国内外再生可能エネルギー、電力小売、省エネルギーサービス、ソーラーパネル・蓄電池販売、廃棄物処理)
・保険(生命保険)
・銀行・クレジット(銀行、カードローン)
景気の変動を受けづらい事業を持っているのは、魅力的です
【配当金額の推移】
オリックスは2014年のNISA発足からずっと保有しています
株価が低迷しているものの、配当で大分回収できた気がするので、集計してみました
2020年3月 76円
2019年3月 76円
2018年3月 66円
2017年3月 52.25円
2016年3月 45.75円
2015年3月 36円
2014年3月 23円
7年間で配当額375円/株
3割ほど回収できました
なお、株主優待を5,000円/年と換算すると、725円なので半分程度は回収できました
【妻の3年以内保有 株主優待が素晴らしい】
家族3人100株ずつオリックスの株式を所有しており、妻は山田養蜂場のはちみつを頼みました
国産(岡山県)で採取され、徹底した温度管理により蜂蜜由来の天然酵素もばっちり取れます
3つの蜂蜜の味が全く異なり、楽しめました(同じものが楽天にあり、お勧めなので是非)
残り1個と少しとなってしまったので、家ように購入するのと、新築祝いでプレゼントしたいと思いました
以上