NQ100の売りポジションを持つかまだ迷っています
ボーナス支給で一発勝負するか!(なお、大半が来月のクレジットカードの支払いにあたるため、1ヶ月の勝負になる模様)
過去のひかこのブログ
米国NASDAQ(ナスダック)100を売りポジションで持つのは間違いか?
ダウ続伸131ドル高、ナスダックまた最高値更新
2020.6.24 東洋経済
https://toyokeizai.net/articles/-/358683
どこまで上昇するのでしょうか!?
理由(→)を考えてみました
【ナスダックはなぜ最高値更新になったのか】
米中貿易摩擦による景気減速+コロナ流行
→FRB・政府の市場への資金供給
→国債利回り低下
→金余りの資金運用難
→情報技術中心のNQ100に資金流入
・米国債10年物の利回り推移
(楽天証券)
2018年12月の3%と比べると1/3と急激な下落となっています
次に、今後アメリカ経済を考えてみました
【今後もNQ100は上昇を続けるのか?】
・米国の格差が拡大し、コロナで医療格差が顕在化
⇒低中所得者の不満蓄積
⇒民主党の勝利(経済重視から労働者重視へ)
⇒所得分配・低所得者への医療補助
⇒法人税率引き上げ
⇒株価上昇一段落
・法人税率の推移
「東からの放浪者」
http://www.nakaba.site/society-and-economy/corporate-tax-and-investment
アメリカ 法人税率 推移が全然なかったので、引用させていただきました
トランプ政権の減税によって、4割から2割と大幅に下落しています
・米国財政赤字
米財政赤字7年ぶり高水準 19年度、関税収入は1.7倍
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51439220W9A021C1000000/
企業業績の拡大により法人税収入は増加していますが、法人税減税により伸びは鈍化し、財政支出拡大により、財政赤字は拡大しているようです
民主党バイデン氏が掲げる政策
「法人税率を現行の21%から28%」「富裕層への増税」「TPPへの参加支持」「パリ協定への再加入」「オバマケアの拡充」
(財経新聞https://www.zaikei.co.jp/article/20200622/572302.html)
民主党は法人税増税路線であり、政権が変わると、株価の下押し圧力が強くなりそうです
【政府債務の増大・FRBの国債引き受けはどうなる?】
⇒緊縮財政の必要性増大・・・
⇒共和党・民主党どちらであっても痛みを伴う政策の実行不可(デモの嵐でしょう、トランプを大統領にした今のアメリカにそんな忍耐はない!)
⇒FRBの政府債務引受拡大
⇒通貨供給量増大
⇒インフレ・ドル安
⇒米国製造業の輸出競争力の増大
⇒アメリカ覇権時代の終了・世界経済の混乱
乱高下はありそうですが、アメリカ経済はしばらく安泰な気がします
ただ、世界の覇権国家アメリカの地位は急落し、米国人はまじめに働くのがばかばかしく思え米国の労働生産性は下落しそうです
米国株価もそこまで急落しない気がしないので、NQ100の売りポジションはヘッジ程度にとどめておこうと思います
以上