東京特殊電線(5807) | ひかこのブログ

ひかこのブログ

ブログの説明を入力します。

株主優待目的で購入した銘柄が軒並み下落しており、心苦しいです

 

それでも、興味があるのは、優待銘柄(笑)

先月のダイアモンドザイでも注目銘柄として挙がっていました

 

3,000円のクオカードがもらえるのは魅力的です

 

電線中堅。

ケーブル、巻線、ヒーター線などが主力。

医療用ディスプレーは譲渡。

古河電工子会社(四季報)

 

 

【沿革】

昭和15年 抵抗線並びに諸電線の製造販売を目的として、東京都台東区において設立

 

昭和29年 株式上場

 

昭和30年 電子部品の生産を開始

 

平成元年 マレーシア、フィリピン、タイ、中国、ドイツに子会社設立

 

平成20年 本社社屋・土地を売却

 

平成24年 古河電気工業の子会社となる

 

平成25年 情報機器事業及び東特長岡の全株式を譲渡

 

 

【事業内容】

電線・デバイス製品の製造販売を主な事業内容とし、さらに電線・デバイス製品に関連する研究等の事業を展開

 

 

【事業拠点】

・提出会社

 

 

事業所名

(所在地)

事業内容

固定資産額

(百万円)

従業員数

(人)

上田工場
(長野県上田市)

電線・デバイス

2,408

197

(126)

 

・国内子会社

会社名

事業所名

(所在地)

事業内容

固定資産額

(百万円)

従業員数

(人)

(株)特電

本社

(長野県

上田市)

電線・

デバイス

581

45

(15)

(株)トクデンプロセル

本社

(群馬県

高崎市)

電線・

デバイス

632

53

(64)

 

・在外子会社

会社名

事業所名

(所在地)

事業内容

固定資産額

(百万円)

従業員数

(人)

東特(浙江)

有限公司

本社工場

(中国)

電線・

デバイス

1,264

427

(34)

 

 

【業績】

業績

売上高

当期

利益

一株益

(円)

一株配

(円)

連16.3

16,396

1,152

169.6

30

連17.3

16,273

2,252

331.6

40

連18.3

18,924

1,994

293.6

60

直近5期の売上高は160‐180億円で増減が大きいです

 

 

【財務諸表】

①    資産

・現金預金44億円(21%)

 

・預け金25億円(12%)

 

・有形固定資産56億円(27%)

 

②    負債

・有利子負債24億円(12%)

 

③    純資産

・自己資本比率53%

 

・配当性向20%

 

・利益剰余金91億円(44%)

 

④    損益計算

・売上高

営業利益率14%

経常利益率14%

当期純利益率10.5%

 

・保険金収入3億円

・災害による損失4億円

 

⑤    キャッシュフロー

・投資額(百万円)

科目

前期

当期

減価償却費

518

565

固定資産

に対する支出

1,132

694

 

・子会社の自己株式の取得による支出3億円

 

 

【株価 個人的な購入価額】

 

1,898円(2019.4.26)

 

3.16%(04/26)配当利回り(会社予想)

60.00(2019/03)1株配当(会社予想)

(連) 7.08倍(04/26)PER(会社予想)

(連) 1.05倍(04/26)PBR(実績)

(連) 267.99(2019/03)EPS(会社予想)

(連) 1,800.74(2018/03)BPS(実績)

 

・直近5期の平均EPS:268円

 

・進捗:82%(3Q)

 

需要・顧客構造(▲20%):

情報通信、エレクトロニクス、自動車業界に電線を供給しており、会社名の「特殊」の冠の通り、小ロットの特殊なものも扱っているようです

 

最終製品が輸出されることを考えると、国内の売上比率が高いものの、世界経済や為替変動の影響を大きく受けそうです

 

(地域ごとの売上高)

日本

中国

その他アジア

10,197

4,579

3,457

 

北米

ヨーロッパ

合計

159

530

18,924

 

(地域ごとの有形固定資産)

日本

中国

その他アジア

合計

4,068

1,250

275

5,594

 

競争環境(▲5%):発行済株式の5割超を古河電気工業が保有しており、社長を含め、役員の大半は古河電気工業出身者です

 

古河電気工業は、光ファイバーを軸にベトナムのアルミ電線など海外事業を強化しているので、国内同線中心の東京特殊電線とはすみ分けができていると思います

 

日本特殊電線は国内で特殊なものやニッチな電線で戦っており、障壁はあるとはいえ、電線は住友電気工業、フジクラ、昭和電線HD、日立金属など巨大企業が群雄割拠しており、厳しい市場のような気がします

 

研究開発活動も240百万円なので、少し物足りない気がします

 

・ビジネスモデルの有望性(+5%):非接触充電に電線コイルが使われおり、子会社の会社紹介では、手がけているとのことで期待できます

 

また、5G関連で特殊な電線の需要が増えることを期待しています

 

・株主優待(+40%):100株単元で3,000円分、1年以上保有で5,000円のクオカードがもらえるのは素晴らしいです

 

個人投資家を優遇しすぎて、機関投資家から嫌われないか気になります

 

・個人的な好み(+10%):自己資本比率が高く、現金保有比率が高く、実質的には無借金経営なのが、魅力的です

 

H22.3-H24.3の3期間大赤字を計上していましたが、情報機器事業及び東特長岡の株式を譲渡したことで、売上が1/2になったものの、利益率は大幅に改善しているのも魅力的です

 

・個人的な目標株価

PER268×14倍=3,752

PBR1,801×0.7倍=1,261

プレミアム2,506×0.8×0.95×1.05×1.4×1.1=3,080

 

株主優待も2018年2月28日に新設されたので、さすがに2年で廃止する可能性は低いと思います

 

廃止されたら絶望ですね(笑)

 

 

以上