ケーユーホールディングス [9856] | ひかこのブログ

ひかこのブログ

ブログの説明を入力します。

中古車販売業は人口減少、車離れをしている日本の中で伸びる業種だと思います

 

中古車関係の会社を調べると、ユーエスエス【4732】、ネクステージ【3186】が気になります

が、しかし、PBRが割高過ぎます

 

とてもじゃないけど、手が出ませんし、割安になるのを待ったら何十年もかかりそうです

 

そこで、中古車販売で割安な上場企業であるケーユーHDを調べました

 

 

【沿革】

昭和47年 東京都町田市で自動車販売業務を開始

 

昭和63年 ベンツ日本と販売店契約を締結

 

平成8年 ハーレーダビットソンと正規販売店契約を締結

 

平成8年 ハーレーダビッドソンとメインディーラー契約を締結

 

平成28年 株式譲受により横須賀ヤナセを完全子会社化

 

 

【事業内容】

・自動車の販売及び修理

・中古車の仕入

・仕入れた中古車の品質を点検の上、販売するのに最適なグループ内の会社に販売

 

 

【業績】

業績

売上高

当期利益

一株益

一株配(円)

連14.3*

61,225

2,551

82.8

25

連15.3

63,620

2,636

85.5

25

連16.3

72,507

3,011

97.4

30

連17.3

79,146

5,011

112.6

33

売上高は600-730億円であり、毎年売上高が上昇しています

 

直近6期に赤字期はなく、安定した利益を稼いでおります

 

 

【セグメント】(百万円)

 

国産車

販売事業

輸入車

ディーラー

事業

売上高

29,821

43,323

73,144

利益

1,863

2,149

4,013

輸入車の比率が高く、為替の影響や景気によって業績が大きく左右されると思います

 

 

【財務諸表】

①    資産

・現金預金100億円(22%)

 

・有形固定資産233億円(50%)

土地が大部分を占めています

首都圏の販売店の土地をもっており、土地の金額が大きくなっています

 

②    負債

・有利子負債40億円(8%)

 

③    純資産

・自己資本比率74%

 

・配当性向31%

 

・利益剰余金258億円(55%)

 

④    損益計算

・営業利益率18%

・経常利益率6%

自動車の販売業だけあって、売上原価が売上構成の大半を占めています

 

⑤    キャッシュフロー

・減価償却費10億円

・固定資産に対する支出16億円

 

 

【トピック】

①    事業の状況

 

 

国産車販売事業

売上高

営業利益

H28.3

29,665

 

1,863

 

H27.3

25,895

 

1,323

 

増減率

14.6

40.9

 

輸入車ディーラー事業

売上高

営業利益

42,842

 

2,149

 

37,725

 

2,160

 

13.6

△0.5

国産中古車マーケットでは中古車登録台数が増加し、外国メーカー車の新車登録台数も増加し、ケーユーHDには追い風となっていました

 

 

【株価 購入価額】

 

984円(2017.6.9)

 

3.05%(06/09) 配当利回り(会社予想)

30.00(2018/03)1株配当(会社予想)

(連) 9.68倍(06/09) PER(会社予想)

(連) 0.83倍(06/09) PBR(実績)

(連) 101.66(2018/03)EPS(会社予想)

(連) 1,185.37(2017/03)BPS(実績)

 

株主優待100株でクオカード500円もらえ、優待利回りは3.5%と非常に良いです

 

直近5期の平均EPSが87円なので、今期の見通しは少し強気です

 

自動車という高額な資産を取り扱っており、景気に大きく左右されるところが気になります

 

直近5期PER14倍、高額資産リスクPBR0.5倍

 

87×14倍=1,218円

1,185×0.5倍=593円

 

905円

 

900円くらいになったら購入しようと思います

 

 

以上