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-生まれてきてよかったと思える瞬間をあなたに-

コンサルタントのなすたかひろです。
いつもご覧いただきましてありがとうございます。

 

 

  相談文

 

離れて行く人に執着してしまう

 
離れて行く人に執着してしまいます。
 
私には数ヶ月前に付き合っていた人と別れました。
その彼とは一ヶ月ほどで別れました。
付き合ってる間も彼にお金がないと言われ食事のお金を私が出したり、彼の予定に合わせて会いに行ったり、会うたびに何かを買って欲しいと要求されたりして彼は私の事を彼女と言っていましたが本当は付き合っていなくて、都合よく使われていただけなのかもしれません。
私は彼が好きでした。

でも、お金の負担が大きいことや会うたびに物を買うように言われることや、急に機嫌が変わったりするのが怖くて会う前は体調が悪くなっていました。
私は好きだけど彼が信用できずに彼を怒らせてしまい別れを告げられました。
付き合っていても都合よく使われるだけで、それがとても嫌なのに復縁したい、会いたいと思ってしまいます。
 
体調が悪くなるほど嫌だ辛いのになぜこんなに彼に執着してしまうのでしょうか?
自分に自信もなく、もうアラフォーでおばさんなのに私は◯◯だ…(未婚だなど)と落ち込むことも多く自己肯定感などが低いからでしょうか。
どうしたらもっと生きやすくなるでしょうか?
どなたかアドバイスをお願いします。 
Kさん
 
 

 

  なすからKさんへ
 

 

 

>>どうしたらもっと生きやすくなるでしょうか?

 

もっと我が儘になりましょー。

多分いろいろ我慢や犠牲を重ねすぎたんだと思います。

自分の思ってる1.5倍くらいは我が儘になりましょう。

とはいってもこの言葉、多分理解しがたいと思いますので覚えておいてもらえるだけでもうれしいです。

 

 

>>体調が悪くなるほど嫌だ辛いのになぜこんなに彼に執着してしまうのでしょうか?
>>自分に自信もなく、もうアラフォーでおばさんなのに私は◯◯だ…(未婚だなど)と落ち込むことも多く自己肯定感などが低いからでしょうか。
 
そうかもしれません。
自己肯定感が低い(自分に自信がない)と去る者は地の果てまで追いかけ来る者は拒まずという状況になりやすいです。

 

 

これはなすのケースですが、

 

自分には何もない

こんな何もない自分に来てくれる人がいるのだから大切にしなければならない

犠牲を繰り返すため苦しくてたまらないが、この人を逃すともう他にいないのでは?という気持ちになる

失うことが怖くなる

別れた後は「自分は何をしているんだろう」という徒労感や相手への怒り、「それでもいいから付き合いたい」という執着が残る

 

 

こんなサイクルが起こりました。

 

 

一般的には無価値感が強かったり自己肯定感が低いと犠牲が多くなってしまいます。

 

 

でもね。

これだけは覚えておいてほしいです。

 

あなたが犠牲を払ってきた分だけ、あなたには与えられるものが眠っているんです。

 

犠牲とはいえ、それだけ彼に与えてきたんです。

 

与えてきたものが犠牲だから苦しいんです。

 

だから、犠牲とはいえあなたが彼にやってきてあげたことをぜひ棚卸してみてください。

 

たくさん頑張ってきた証拠が見つかります。

 

 

あなたが自分軸で他人に与えられるようになったら、つまり、犠牲ではなく自分の喜びから人に与えることができるようになったらアラフォーとか関係なくなりますよ。

 

でもひとまず自分に何かを与えてあげてくださいね。

 

Kさんが欲してるもの、なんですか?

 

休暇?甘いもの?湯治?引きこもり?

 

よかったら自分と対話してみてくださいね。

 

ところでこの欲してるものって投影ですかね?

もしかして私が欲しいもの?笑笑

 

 

  Kさんの現状
 

 

>>私は好きだけど彼が信用できずに彼を怒らせてしまい別れを告げられました。

 

いやそんな彼氏、信用できませんて・・・。

 

頑張りましたね。

 

好きのエネルギーってすごいですよね。

 

 

 
さて、ダメンズだったにもかかわらず執着してしまうのはなぜなのか。
 
やり残したことがあるのか、それとも未消化の感情が残っているのか(あの時の発言が許せん!!みたいな)。
 
ちなみに彼にもし会えたとしたらなんて伝えたいですか?
 
ぶち切れのお言葉でもいいですし、単純に「寂しかった」みたいなものでもいいです。
 
そこを見ていくともしかしたら彼に残っている何かが分かるかもしれません。
 
今回はこういう可能性もあるよという形でお応えしたいと思います。
 

 

彼との恋愛で生を実感していたケース

 

 

自分に自信がない(価値がないと思っている)ため、他人に求められると喜んで尽くし過ぎてしまうケースです。

 
一人でいると生きる意味や目的を感じられないため、誰かに求められると存在が肯定されているような気がしてついつい犠牲をしてしまうんですね。
 
言語化が難しいんですが、どう生きていいか分からないため他人に求められると生を実感する(生きていると感じられる)とも言えます。
 
もしこのケースならば、人生が楽しくなかったり、生きてるけどただ生きてるだけという感覚だと思います。
 
人生の目的がなくても楽しく生きられる人もいるんですけどね。
そうじゃないから悩んでる(悩んでいることに気づいていない)んですよね。
 
で、こういう方は生を実感するために、ネガティブな感情かポジティブな感情を感じようとするんです。
今回の相談でいくならば、ネガティブな感情を感じて生を実感しようとしているように見えます。
 
本当は苦しいだけの恋愛なんですけど、彼との恋愛だけすごく感情が動いて強烈なインパクトが残っているんですね。
 
苦しくても自分の存在意義が見つかってるし、求めてくれてるし、自分の居場所だったんです。
 
苦しいけど自分が生きていることを実感できていたし、彼のために尽くせることが幸せだったんですね。
 
そりゃあ忘れられないっすよって私は感じます。
 
 
 

 

彼に尽くすことで自分を肯定で来ていたケース

 

 

前項と似ていますが、こういったケースも存在します。

 

否定することをやめて自分を肯定する!!と決めると自分を肯定する材料を探しますよね?。

 

そこで彼に尽くすことによって自分を肯定していた可能性もあります。

 

あるいは、彼に尽くす自分が好きだった。

 

存在意義と似ていますね。

 

 

 

彼も好きだし、彼に尽くす自分も好き。

 

好きだから彼がどんな人でも耐えることができた。

 

でも今は好きな人もいないし好きな自分もいない。

 

だから彼と会うことでまたあの幸せな時間が欲しい。

 

 

こういった気持ちになっているのかもしれません。

 

 

自己否定だらけなんだけど、そんな自分を肯定できるのが彼といるときだった。

 

そうなればやっぱり執着しちゃうと思うんです。

 
 

 

思い込みから執着しているケース

 

 

これ結構強烈かつ難解なんですけど私もあるあるなので上げておきますね。

 

できるだけわかりやすいように説明いたします。

 

 

 

まず、自分の中の前提があります。

 

今回のケースで当てはめるならアラフォーだから付き合ってくれる人はもういないとしましょう。

 

アラフォーだから付き合ってくれないという思い込みがあると、付き合ってくれそうな人が目に入らなくなるんです。

 

なぜなら付き合ってくれる人がいないというフィルターを通して世界を見るからですね。

 

付き合ってくれる人がいないから彼を逃したくないと執着しますよね。

 

彼しか見えなくなるんですね。

 

「この人以外居ない!!やばい!!復縁できなきゃヤバイ!!ヤバイヤバイヤバイ!!!」

 

ますます執着しませんか?

 

放したくないんです。放したらやばいんです。

 

他に付き合ってくれる人がいないと思っているから。

 

となれば彼以外は目に入らないわけで。

 

結局彼にばっかり執着しちゃうんですね。

 

もし当てはまっているならまずは本当にそうかな?って疑問を抱いてみてください。

 

 

 

  Kさんのいいとこすごいとこ

 

 

  • 与えられるものがたくさん眠っている
これは説明した通りですね。
犠牲を重ねてきた分だけあなたは与えるレパートリーがたくさんあることになります。
これからの恋愛にたくさんの可能性が眠っているんですよ。
 
 
  • 他人の痛みが分かる
文中見ても彼をほとんど責めていないんですよね。
優しいですね。
人の痛みが分かる方なんじゃないですか?
自責思考って他人を傷つけることを恐れている方が多いんです。
自分が傷ついた分だけね。
だからKさんはすごく他人に敏感なのかなって思いました。
 
 
  • 好きなものができると一直線
多分ねー。
Kさんは好きになったらすごく一直線で、それにかける熱量がすごいし、好きなものにならなんでも頑張れちゃう人だと思うんです。
じゃなきゃそこまで好きなものに執着しないし、尽くさないんですよ。
 
もしかしてKさんは好きなものが無くなって寂しいのかな?って書いてて思いました。
自分の力とかエネルギーを持て余してません?
持て余した分を自己否定に回してません?
 
だから余計に元カレのことを考えちゃうのかもしれないですね。
 
 

 

 

  Kさんへのご提案

 

  • 今まで尽くしてきたことの棚卸
今まで元カレさんにどれだけ尽くしてきたか棚卸してみてください。
多分結構出てきますよ。
それだけ頑張ったんだなあって感じてもらいたいです。
 
 
 
  • 嫌なことを書いてみる
彼にされて嫌だったこと、しんどかったこと、負担だったことを書いてみませんか?
多分どれくらい犠牲や我慢をしてきたか実感ないと思うんです。
だからこそ書いてみてほしいなと思います。
 
書いている途中で嬉しかったことが出てきたらそれも書いてみてください。
 
 
 

 

 

で、ここからは方向性のご提案です。

なすのセッションにお越しいただいたとしたらこのような方向性でご提案させていただきますよというお話です。

 

まず、方向性に関しては自分に自信をつける方向で行くと思います。。

 

とりわけ、自己主張ができるようにサポートさせていただくと思います。

 

やっぱりね。

 

自己主張が難しいと都合よく扱われたりしがちなんです。

 

相手から見ると、どこまでやってはいけないかが分からなくなってしまうからですね。

 

なまじっか、Kさんは相手からの要望に応えられるだけの実力と器の大きさを兼ね備えているので、彼からの要望に応えすぎて自分がしんどくなってしまったのではないかと私は推測しています。

 

やっぱりNO!!って言えるようになった方が、自分がしんどくなることも防げますし相手との関係にもいいんです。

 

NOというのも相手のためになるんですね。

 

もちろんNOだけではなく、ポジティブな自己主張もお互いのためです。

 

だからKさんのためにもこれから付き合う人のためにも、自己主張はできるようになっておいた方が絶対いいと私は感じました。

 

 

Kさんはすごい人ですよ。

 

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  最後に

 

 

元カレが忘れられないのですが、多分これ、Kさんが自信つけたらする~っと抜けられるだろうなと私は感じてます。

 

一番おすすめなのはジムで肉体改造ですね。

 

肉体の強さはメンタルの強さでもあると思います。

 

獅子としての牙と爪を研いで狩る側に回ってほしいなと思いました。

 

 

 

 

 

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