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相談文
言葉の受け取り方
何度かこちらにお世話になっています。ありがとうございます。
周りからの言葉の受け取り方についての相談です。
担当内で残業の多い人がいて、業務分担を見直すことになり、私はあまり残業をしていないので、私の分担が増えることになりました。分担が増えることに意義はないのですが、その話があった日残業していたら上司から「今日はどうしたの?今日オーバーワークの話しになったから残ってるの?」というようなことを言われました。その週はいろんな事が重なって毎日残業していたのに。””仕事を増やされるのが嫌で忙しいアピールをしているのか?””と嫌味を言われているように私は聞こえて、腹が立ったし、悔しかったです。
思い返すと涙がでるし、ムカムカするので、なんとか消化したくて根本さんのブログを読み漁ったら、上司の言葉を聞いて嫌味と受け取ったのは私で、自作自演なんだ、というところに辿り着きました。
ただ、その後どうしたら良いかわかりません。また、他の見方はないだろうかと思っています。
普段から否定的な思考で、見えるもの聞こえるものに否定的な言葉ばかりが出てきます。なので、自作自演だ、と自分を責める材料にしてしまいます。
何かヒントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
シモンズさん
なすからシモンズさんへ
>>その話があった日残業していたら上司から「今日はどうしたの?今日オーバーワークの話しになったから残ってるの?」というようなことを言われました。
これは普通にムカつきますね。
よく我慢しましたね。
なすだったら「冗談で言ってます?」って聞いちゃうかも。
でも我慢し過ぎはよくないでっせ。
私から見たシモンズさんは怒りのパワーを自己否定に使っているように見えます。
もしかして怒りのやり場をどこに出ししたらいいか分からないんじゃないかなと相談を通じて思いました。
シモンズさんの現状
相手に対して強烈な怒りを感じた
↓
誰かを傷つけるのは怖いが、何かを傷つけずにはいられない
↓
怒りの矛先を求めて自分に行きつく
↓
怒りは解消されたように見えるが、傷ついた自分からさらに怒りが出てくる(理不尽に対する怒り)
↓
自己否定以外の怒りの逃がし方が分からず、途方にくれる
↓
半ば封印に近い形で怒りを鎮めて生きていくため、人との関係が悪くなると自分の立ち振る舞い方が分からなくなる
↓
どこを切っても怒りが出てくる怒りの金太郎飴になる
シモンズさんがこう!!というわけじゃなくて、なすが自己否定に陥る時のサイクルです。
やっぱり今も続いていますし、このサイクルをなくすのにはもうちょっと時間がかかりそうです。
まあ実のところ、なくす必要もないんですけど。
心当たりだったり気づきに繋がれば幸いです。
ある程度の憶測になりますが、今回の自己否定の流れを見ますと、
残業がしんどい+上司からの嫌味で怒りを感じた
↓
「くそムカつく!!あのハゲデブメガネ!!」と怒りが頭の中をグルグル
↓
解消法解消法解消法解消法!!なんかないんか!!とブログをポチポチ
↓
「問題は自作自演?!!なるほど!!私が嫌味に受け取っていただけか!!」
(無意識の自己否定と他人に怒りを向けないための納得)
↓
「やっぱり私が悪いんや!!もっと他に受け取り方があったはずやのに!!もっと成長せな!!」
↓
でもどうしたら自分の視点を変えられるんやろ?しんど!!
(望まぬ自己変化への言いようのない気持ち)
こんな感じで合ってますかね。
違うなら違うでいいですよ~。
ちなみにハゲデブメガネは私の前の職場の嫌いな上司のことなので気にしないでくださいね笑笑
実はこのサイクルの中に自己否定がまだ存在しているんじゃないかなと思っています。
例えば、
- 残業をしている自分を責める気持ち(効率よく回せば残業しなくてもよかったんじゃないか)
- 上司に怒れない自分を否定する気持ち
- 自作自演と気づいたはいいが、そこから先がわからない自分に対する怒りや否定
すべての問題は自作自演とは?
「すべての問題は自作自演」という言葉はなじみがない方もいらっしゃいますので、簡単に説明します。
まず、事実があってそこにどう意味づけをするかは自分次第です。
同じ事実でも好意的に解釈するか、否定的に解釈するかで自分の気持ちが変わるわけであります。
なので、シモンズさんが言いたいのは「上司の言葉に傷ついたのは自分のせいだから自分が変わらなくてはいけない」という意味ですべての問題は自作自演という言葉を使っているというわけですね。
同じ視点(すべての問題は自作自演)から見た私の解釈を申し上げますと、すべては自己否定に繋がっているかなあと感じました。
自己否定が強いとおっしゃっているので、おそらくご自身でもわかっていらっしゃるとは思います。
シモンズさんはまず自己否定をしたいんですね。(敢えて"したい"と明記しています)
自己否定できる機会を、めざとく常にうかがっているわけです。
「あ~!!自己否定したいな~!!どこかにできる機会ないかな~!!」みたいに。
そして「そういえば残業が問題になっているのに残業している自分がいるなあ。なんでこんなに残業してしまってるんやろ!!」とか「残業ばっかりしてるわ!!あ~もう余裕がない~!!」という気持ちがほんのちょっぴりあったのかもしれません。
そこで上司に嫌味を言われて、痛いところ(自己否定しているところ)を衝かれたわけです。
自分でつけた傷口を相手に触れられたら反射的に怒っちゃいますよね。
自己否定したいシモンズさんはその怒りのパワーすらも自己否定に向かわせます。
そこですべての問題は自作自演という言葉を使い、自分が嫌味に受け取ってしまったからだと自己否定してるんですね。
もしかしたら嫌味以外に受け取れない自分を自己否定しているかもしれません。
そして、自己否定している自分も自己否定している。
ここまですべて自作自演なんですね。
自分が自己否定をしたいから、否定できるところを見つけて落ち込んでるだけなんです。
これですべての問題は自作自演の流れが見えましたかね。
私の視点から見るとこう見えますよ~という説明でした。
人は自分のためにならないことはしない
人は自分のためにならないことはしません。
だから自己否定も自分のためになっています。
何かしらの目的があってそれを達成できているわけですから何かしらの満足感はあるかもしれません。
- 自己否定の目的って何だと思いますか?
- なぜそんなに自分を虐めたいんだと思いますか?
- どうして怒りを自己否定に向かわせてるんだと思いますか?
私も自己否定が強いんですが、それは自分を表現することが怖かったり、自分の感覚で生きることで他人を傷つけてしまうかもしれないことを怖れて自己否定をたびたびやってしまいます。
要は自分全開で生きることが怖いから自らつぶしにかかろうとしているんです。
これも自作自演ですね笑笑
よかったら3つの質問に対して回答を考えてみてください。
自分をみじめ(可哀そう)な奴にしない
自己否定してる自分ってみじめだし可哀そうだし、なんか悔しいんですよね。
そこら辺は感じていらっしゃいますか?
現状に対する悲しみとか、自分に対する怒りとか。
ないならないでいいんですけどね。
シモンズさんに今回一番知ってほしいことは「自分で自分を守ってあげる」ということです。
どれくらい自己否定で苦しい人生を歩んできましたか?
どれくらい周りと比較して落ち込みましたか?
どれだけ人からの嫌味や怒りを引き受けてしまってしんどくなりましたか?
そこに対して「もういやや~!!」と言ってみてください。
怒ったり泣いたりしてこういう人生は許さんぞ!!もうやめる!!と踏ん切りをつけてください。
一発で自己否定をやめることは難しいですが、やめると決めたのであれば何回でもトライして少しずつですがやめていくことができます。
上司からの嫌味や自己否定からの脱却はあなたの意志の力が必要になります。
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怒りは大切な感情
さて、これを描くとブログ自体が少し長くなっちゃいますが、怒りという感情について書いていこうと思います。
怒りというのは避けて通りたい感情だと思います。
できれば見たくないし、なくしていきたいですよね。
でも怒りって大切な感情なんです。
怒りって自分の大切なものや弱いところに触れたときに出てくるものです。
- シモンズさんは何に対して怒ったのでしょうか。
- 上司から嫌味を言われたときに何を守ろうとして怒りが出たのでしょうか。
- シモンズさんが上司に触れられた痛いところってどんなところでしょうか。
ここら辺を見ていくと、どういうところに自己否定しているのかなどが分かってきます。
よかったら考えてみてくださいね。
怒りはあなたを守ってくれる感情です。
だからその怒りを自己否定に向けず、自分を守る方向に使うとよいサイクルが生まれるかもしれません。
ぜひご検討を。
シモンズさんのいいとこすごいとこ
- 頭がいい
多分自己肯定感の塊なんじゃないかなって思います。
エネルギーを否定に向けるか肯定に向けるかの違いなので、シモンズさんが肯定の方にエネルギーを向けるとおもしろいことになりそうですね~。
自己肯定感の塊になったらハンドルネームを肯定ペンギンにしてくださいね。
- 自己否定と怒りの強さ=自分のエネルギー量
- 頑固なところ
ずーーーっといろんなことを否定し続けてきたんですよね。
筋金入りの頑固さですね。
頑固な人のいいところって何だと思いますか?
諦めないところかもしれないですね。
その諦めないところってシモンズさんが「もっと自分らしく生きる!!」とか「もっと自分を大事にする!!」って決めた時、テコでも動かなくなるので諦めが悪くなります。
要は一度決めたら継続性があるってことですね。
これってすごいことだと思いませんか?
達成するまで諦めないんですよ?
絶対勝負したくないですね笑笑
諦めの悪さって長所だと私は思います。
多分シモンズさんが決めたら最強ですね。
あくまで決めたらの話ですが。
多分決めるまではうだうだ言っちゃうかもしれません。
でもそれもシモンズさんにとっては必要なプロセスだと思います。
存分にうだうだ言っちゃってぐねぐね曲がってもいいと思いますよ。
シモンズさんへの提案
- 嫌味に聞こえたということを素直に認める
- 自己否定をしているメリットを考えてみる
- 自己否定の目的って何だと思いますか?
- なぜそんなに自分を虐めたいんだと思いますか?
- どうして怒りを自己否定に向かわせてるんだと思いますか?
この回答を考えてみてほしいなって思います。
自己否定にも何かしらのメリットがあるからやっちゃってるんです。
- 怒った原因について考えてみる
- シモンズさんは何に対して怒ったのでしょうか。
- 上司から嫌味を言われたときに何を守ろうとして怒りが出たのでしょうか。
- シモンズさんが上司に触れられた痛いところってどんなところでしょうか。
ここも見ていくと、なぜ傷ついたのかが分かったり、どんな否定をしているのかが分かったりします。
あなたの怒りを嫌ってあげないでね。
怒りの中に解決の光ありです。
最後に
嫌味以外の受け取り方を教えてくれという相談に対し、自己否定をやめるための回答をしちゃいました。
なのでちょっと回答がズレちゃったかもしれませんね。
ただ、個人的にはすべての原因が自己否定に通じているように見えたのでこのように回答いたしました。
シモンズさんは可能性の塊ですね。
多分やるときめたらやり切る方です。
悩み解決のご参考になれば幸いです。
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質問やコメント、お待ちしています。