第29回産業科学フォーラム | 公益財団法人名古屋産業科学研究所のブログ

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平成24年4月に、内閣府より「公益財団法人」としての認定を受けました。
「研修事業」「研究事業」「技術移転事業」を軸に、産官学の連携による産業の発展に貢献します。

公益財団法人 名古屋産業科学研究所の第29回産業科学フォーラムを開催します。


無料で、有名教授の講演が聞けるこの機会を是非ご利用ください。


●日 時 : 平成27年12月10日(木)14時~15時15分


●場 所 : 名古屋大学 VBL棟(3階)ミーティングルーム


●趣 旨 : 噴霧燃焼は液体燃料を霧状にして吹き掛け燃焼させる方法で、直噴系エンジンやガスタービンなどで広く用いられている。噴霧燃焼の燃焼形態および火炎伝播特性に与える液滴の大きさと数密度の影響に関する数値解析について分かり易く紹介する。


●講演プログラム
・挨拶 (14:00~14:05) 主催者 
・講演 (14:05~15:10) 山下 博史 上席研究員



・講演タイトルおよび要旨
「噴霧燃焼の燃焼形態および火炎伝播特性に関する数値解析」 


噴霧燃焼は非常に多数の燃料液滴の予熱、蒸発、混合、着火、燃焼、消炎を含む多様な物理的・化学的過程が同時に進行する複雑な非定常現象であるが、多くの実用的な燃焼器で利用されている。


そのため、燃焼形態および火炎伝播特性を明らかにすることは非常に重要な課題である。燃焼形態については、Chiuらの群燃焼モデルがあるが、その検証が必要である。


また、火炎伝播特性についても単一液滴や数個の液滴列の挙動に対する実験や数値解析、また微小重力下での実験等が行われているが、非常に多数の液滴からなる液滴群に関する数値解析は少ない。



そこで、講演者らは、数値計算により、三次元空間内にランダムに配置した多数の燃料液滴の大きさと数密度を変化させて燃焼過程を解析・検討してきた。


特に、自発着火による噴霧燃焼の燃焼形態については、群燃焼モデルを検証し、より適切な指標を探っている。また、強制着火による噴霧燃焼の火炎伝播特性については、火炎伝播挙動に与えるパラメータの影響を明らかにしている。



本講では、講演者のこれらの噴霧燃焼に関する最近の取り組みについて紹介する。


*参加いただける方は,事前に下記まで連絡願います。
参加費は無料です。
公益財団法人 名古屋産業科学研究所・研究部 
E-mail: dor@nisri.jp
*会場へのアクセス
地下鉄名城線 名古屋大学3番出口 徒歩3分
http://www.nagoya-u.ac.jp/global-info/access-map/higashiyama/



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