湘南ベルマーレ-ザスパ草津 (J2:第33節)
日時:2008年8月30日(土) 19:00-
対戦スコア:湘南ベルマーレ 4-0 ザスパ草津
スタジアム:平塚競技場
【湘南ベルマーレ】:
GK-金永基 : 6.5
→ 後半にFW山崎のシュートをファインセーブではじく。流れを相手に渡さなかった。
DF-臼井幸平 : 7.0
→ 高精度のクロスで2点に絡む。守備でもMF島田に自由を与えなかった。
DF-ジャーン : 6.5
→ 圧倒的な高さと強さはセットプレーでも威力大。
DF-斉藤俊秀 : 6.0
→ FW都倉に手を焼くシーンもあったが、体を張った守備で無失点。
DF-鈴木伸貴 : 5.5
→ 右上がりの布陣だったため、攻撃ではそれほど貢献できず。無難な出来。
MF-田村雄三 : 6.0
→ ハードな守りでMF島田を密着マーク。後半11分に負傷でピッチを去る。
MF-坂本紘司 : 5.5
→ うまくバランスを保って、中盤で主導権を奪った。
MF-菊池大介 : 6.0
→ 才能の片りんを見せるスーパードリブルを披露。チームの将来を担う超期待の高校2年生。
MF-加藤望 : 5.5
→ 味のあるプレーでアクセントを加える。1点目のゴールをお膳立て。
FW-石原直樹 : 6.5
→ 抜群のスピードと切れで2点目をゲット。運動量も落ちずにフル出場。
FW-原竜太 : 7.0
→ 点取り屋の才能を見せ付ける2ゴール。さらにはFWトゥットのゴールをアシスト。
(途中出場) MF-永田亮太 : 6.0
→ 後半11分から出場。緊急出場も無難にまとめる。
(途中出場) FW-トゥット : 6.5
→ 後半21分から出場。全盛期のスピードは無いが、うまさで1ゴール。キッカーとしても高い資質を見せた。
(途中出場) MF-ナザ : 6.0
→ 後半33分から出場。Jリーグ史上2人目のガーナ人。持ち過ぎず、球離れも悪くない。
【ザスパ草津】:
GK-本田征治 : 4.5
→ 致命的なミスで2失点目を献上。試合の流れを左右する大きなミスだった。
DF-崔成勇 : 5.5
→ いいクロスを上げるシーンもあったが、回数は少なかった。
DF-ペ・スンジン : 5.5
→ 20歳とは思えないほどの落ち着きを見せる。キックの安定感もある。
DF-田中淳 : 5.0
→ スピードタイプの2トップに苦労する。
DF-寺田武史 : 5.5
→ 序盤はMF島田とのコンビでサイドを駆け上がったが、次第に失速した。
MF-喜多靖 : 5.5
→ 後手を踏むシーンが多く、効果的な絡みは出来なかった。
MF-鳥居塚伸人 : 5.5
→ ベテラン奮闘もMF島田を生かしきれなかった。
MF-熊林親吾 : 5.0
→ ボールを受けるシーンが少なく、得意のポゼッションサッカーを見せられなかった。
MF-島田裕介 : 5.5
→ 局面では巧さを見せたが、湘南のDFを打ち破るまでは至らなかった。
FW-後藤涼 : 5.0
→ いいところなく後半5分に交代。10ゴールはお預け。
FW-都倉賢 : 5.5
→ 潜在能力を感じさせるダイナミックなプレーを見せるも、湘南のベテランCBコンビの前にゴールはならず。
(途中出場) FW-山崎渡 : 5.5
→ 後半5分から出場。動きは良かったが、決定機を外す。
(途中出場) MF-松下裕樹 : 5.5
→ 後半18分から出場。積極的にシュートを放つも、ゴールに迫ることは出来なかった。
(途中出場) DF-石亀晃 : 採点なし。
→ 後半26分から出場。
Pick up Player
FWトゥット(湘南ベルマーレ)
→ 3年ぶりのJリーグ復帰となったFWトゥットが湘南で初出場。MF加藤との交代で入ったため、左攻撃的MFでプレー。ややオーバーウエイト気味で、全盛期に見せたスピード感のある突破は無かったが、うまいポジショニングで1ゴール。さっそく存在感を示した。
MFアジエルのFWリンコンが大怪我という状況で、アタッカー陣が駒不足に陥っていた湘南としては、何とか、FWトゥットに活躍してもらって、夢のJ1昇格への切り札としたいところ。現状、FW石原とFW原のコンビが好調のため、当分はベンチスタートが濃厚だが、その間に、どれだけキレを取り戻せるかがポイントになる。
Pick up Player
MF菊池大介(湘南ベルマーレ)
→ 1991年生まれの高校2年生。U-17のカテゴリーに入る選手であるが、MFアジエルの怪我もあって、すでにトップチームでポジションをつかみかけている。ここまで4試合で2ゴール。2008年7月27日の熊本戦で決めたゴールは、J2最年少記録更新となるスーパーゴールだった。
172cmと身体は大きくないが、ドリブルで仕掛ける能力は高く、後半に見せた3人抜きのドリブルは衝撃的。まだまだ、仕掛けの回数は少なく完全燃焼というわけではなかったが、素質の高さは随所に感じさせられた。守備力や運動量といった部分でも遜色なく、17歳とはいえ、計算出来る選手である。目標でありプレースタイルが似ているというチェコ代表のMFロシツキにどこまで迫れるだろうか?
Pick up Player
FW都倉彰(ザスパ草津)
→ 2008年7月29日に川崎フロンターレから獲得したFW都倉は、移籍後、2試合目のスタメン。前半から、187cmの長身と身体能力を生かしたプレーを見せて、平面の攻撃の多い草津の新しい武器になりうることを証明した。
ただ、プロとしての経験が不足していて、荒削りで、ミスも多いのは間違いない。エースFW高田が欠場中で、新しい戦力であるFW都倉にかかる期待は大きいが、どこまで植木監督が辛抱できるか、興味深いところである。彼が前線に入ることで、草津の攻撃スタイルにチェンジが見られるのは確実で、異分子といえるFW都倉のプレースタイルを、どこまで受け入れられるだろうか?場合によっては、これまで築いてきた繊細なポゼッションサッカーをぶち壊す恐れもある。
もちろん、FW都倉の持つ未知の潜在能力が開花し、チームをもう1ランク上のレベルに導く可能性も否定できない。
まとめ
湘南は3位争いのライバルである草津に完勝。リーグ2位の得点数を誇る攻撃陣が爆発し、得失点差という意味でもライバルチームに差をつけた。立ち上がりは草津にボールを支配されるシーンも多かったが、2トップを含めた全員の守備意識が高く、セットプレーと鋭いカウンターが威力を発揮した。
一方の草津は、上位チーム相手に完敗で、一歩、交代となった。もちろん、まだ諦めるのは早く、次節に勝利し、この敗戦を払拭したい。