3日夕、福岡県久留米市田主丸町の西小田天満宮のさい銭箱から金を盗もうとした男を、同市田主丸町豊城、祐誠高3年の石井誠也さん(17)が顔や腹を殴られながらも約10キロ追跡して取り押さえ、県警うきは署員に引き渡した。
同署は男を事後強盗未遂容疑の現行犯で逮捕した。
発表によると、男は住所不定、無職一木禎二容疑者(47)。同日午後6時半頃、さい銭箱から金を盗もうとしていた一木容疑者を神社にいた住民らが発見。自転車で逃走した一木容疑者を住民が約1キロ追い、取り押さえようとしたところで、野球部の練習から帰宅中だった石井さんが自転車で通りかかった。
「さい銭泥棒」と聞いた石井さんは住民に代わって追跡。途中で顔や腹を殴られて抵抗されながらも、約10キロ追いかけて取り押さえた。
「泥棒なので捕まえてやろうという気持ちで、必死でした」と話しているという。
でも、相手は泥棒 危険ならば・・・・命は大事です。