中国電力が山口県上関町で計画する上関原発の埋め立て区域で、環境省が絶滅危惧(きぐ)種に指定する海鳥のウミスズメが初めて確認されたと、市民団体「長島の自然を守る会」が13日、発表した。3月末までの埋め立て着手を目指す中電に、詳細調査と工事の延期を要望する。

 守る会によると、ウミスズメは1月28日と2月7、8日、瀬戸内海の埋め立て区域内の1カ所をはじめ、取水口と排水口付近の2カ所の計3カ所で確認。最大で21羽の群れがいたという。既に生息を確認済みの絶滅危惧種のカンムリウミスズメも3カ所でみつけた。

 ウミスズメは環境省と山口県から絶滅危惧IA類に指定され、北海道などで繁殖。冬場は全国各地に南下、山口県では日本海側に飛来するとされていた。



難しい問題ですね。



いったん中止し、しっかり調査して、結論を出して欲しいです。