引き続きテスト | 西尾張写真館

引き続きテスト




昨日に引き続きテスト撮影をしてみた。今日の被写体はお気に入りの時計、文字版が細かい印刷なのでテスト撮影にはピッタリだと思ったのだ。使用レンズはAF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G (IF)を使用した。

同じポジションから絞りをF3.2、F13、F36の三段階でそれぞれ+0.0EV、+0.3EV、+0.7EV、+1.0EVの四段階で撮影してみた。まず第一に気が付いたのが僅かなカメラぶれがキッチリ写ってしまうこと。D100ではほとんど気にならないレベルのブレがNGなのだ。

最大まで絞り+1.0EVの場合シャッタースピードは2.5秒なのだがレリーズを使用せず撮影した画像はぶれていた。かなり慎重にシャッターボタンを操作したつもりだったがダメだ。カメラのモニターでは全く問題ないがPCで拡大するとはっきりと確認できる。カメラぶれには相当気を付けなければならない。

もう一つ気が付いてのは(前々から感じていたのだが…)デジカメの場合あまり絞り過ぎない方が画像が綺麗だと言うこと。露出時間が長くなった場合のノイズの問題もあるとは思うのだがCCDに入る光の角度が影響しているような気がする。したがって被写界深度の調整はレンズで行った方が良いだろうし撮影モードはズームを使用する場合Pモードでカメラに絞りとシャッタースピードはおまかせした方が良い気がする。ただし単焦点の明るいレンズの場合は絞り優先で開放と言うパターもありだろう(D40x体験セミナーの講師だった阿部先生もおっしゃっていた)。

しかし全体的には画像のノイズは少なく滑らかな絵が撮れる。撮影には緊張感が伴うし気を使うことも多いのだが上手くはまると凄い絵が撮れそうである。