中島みゆきのニューアルバムを予約した。

初回限定特典として、約50分の映像が楽しめるとのこと。

 

 ところろで、中島みゆきといえば「夜会」。

 コンサートでもない、演劇でもない、ミュージカルでもない「言葉の実験劇場」をコンセプトとした中島みゆきの「夜会」。

 1989年から始まり、2019年のVOL.20 「リトル・トーキョー」と続いている。

 

 ストーリー性を持った演劇色の強い夜会は、VOL.3「KANTAN (邯鄲) 」が最初だった。

 脚本や作詞・作曲はすべて中島みゆきが担当している。

 再演された作品もあるが、これまで12の作品が上演されている。

 

 1. 「KANTAN (邯鄲)」       (VOL3)

 2. 「金環蝕」             (VOL.4)

 3. 「花の色はうつりにけり ないたづらに

                わが身世にふるながめせし間に」    (VOL.5)

 4. 「シャングリラ」         (VOL.6)

 5. 「2/2」               (VOL.7 / VOL.9 / VOL.17)

 6. 「問う女」             (VOL.8)

 7. 「海嘯」              (VOL.10)

 8. 「ウィンター・ガーデン」       (VOL.11 / VOL.12)

 9. 「24時着 0時発」       (VOL.13 / VOL.14)

10. 「夜物語~元祖・今晩屋」    (VOL.15 / VOL.16)

            (VOL.16 は「夜物語~本家・今晩屋」 ) と改題。

11. 「橋の下のアルカディア」  (VOL.18  /  VOL.19 )

12. 「リトル・トーキョー」          (VOL.20 ) 

 

 これまで、上記の12作品が上演されているが、不思議に思うことは「ウィンター・ガーデン」だけが映像化されていない。

 

 「ウィンター・ガーデン」は、2000年と2002年の2度上演されており、2000年のVOL.11では中島みゆきと谷山浩子が共演した。

 2002年のVOL.12では、谷山浩子の演じていた役を吉田日出子が演じる予定だったが、吉田日出子の急病により香坂千晶がその代役を務めた。

 

 12作品の中で11作品は映像化され、DVDが発売されているが、「ウィンター・ガーデン」だけ映像化されていない……。

 なぜだろうか ? 

 

 私の中では、ちょっとした「謎」なのです。