12月3日(日)にて当教室の生徒さんがバッハコンクールに挑戦しました!
課題曲はすべてがバッハの曲ではなく学年によってはバロック期の作曲家を
選択して課題曲に取り組むようになっています。
幼児部門から出場可能なバッハコンクールですが、
このコンクールの難しさはやはり取り組むバロック期の曲の難易度にあります
導入から練習する際、多くは左右別々でメロディと伴奏を演奏することを目標に
取り組むことが多いですが、バロック曲は左右どちらもメロディで
演奏する際は輪唱のようにメロディを追いかけて、つなげて、そしてその追いかけるメロディに
アレンジが入って重厚な盛り上がりを聞かせる必要があります。
これがシンプルな曲でも両手で演奏するときはなかなかにまとまりずらく大変なんです
けどこのバロックがあったからこその古典、ロマンがあるんですよね
バロックにずっと触れずにいきなり高学年でインベンションから勉強すると戸惑うことも多いです
導入からバロックを勉強していくと左手で主張すべきメロディーラインもしっかり聴いて演奏できるように
なりますので導入期からひとつの時代の曲だけをするのではなく様々な時代に触れていってほしいです