山を歩いていて・・・ウッカリその葉を踏みつけると独特の臭気を放ち、その存在がわかる。

 低木のクサギだが、花はずいぶんとオシャレで、良い香りを漂わせる。

 

 

 

 

 

 クサギ

 クマツヅラ科クサギ属の低木。北海道から沖縄まで陽当たりのよい山野に自生する。

 

 

 

 

 枝先や上部の葉腋から芳香のある花をたくさんつける。

花冠は五裂して平開きする。

 

 

 

 

 突き出した紅紫色の花筒の先に花開くが、雄蕊4個と花柱は花冠から2-3㎝突き出してオシャレな形をみせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 花の終わった後の蕚は濃紅色をし、五裂して星状に開き、中央に果実をのせる。果実は、はじめ緑色をしているが熟すると光沢のある藍色に変わる。

 

 

 

 

 

 

 五裂した農紅色の蕚が花弁のようにみえて面白い。

 

 

 

 

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