アザミ(薊)の語源はいろいろあるようだが、「あざむ」という言葉からきていると云う説が有力だという。
「あざむ」とは、ビックリすること。
「可愛いな・・・」と思って摘もうとすると棘が刺さってビックリ・・・そんな覚えがある人は多いはず・・・。
アザミ(薊)
キク科アザミ属の多年草。日本では北海道から沖縄まで日本全土のありとあらゆるところに広く分布し、150種を越えるアザミたちが生きている。
風薫る初夏の季節の薊の深い紫。広い野には濃紫薄紫の薊が目につく。そして霧雨に濡れると花の紫はひときわ冴える。だがときとして、身に纏う棘ゆえに避けられるのなら、その愁いはなお深い。
痛い刺のおかげで敵から国を守った花として『スコットランドでは国花』となっている。
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