この時期にいつもお目にかかるアヤメ畑・・今年も見事な紫の花をさかせていた。
アヤメ(文目、菖蒲)
アヤメ科アヤメ属の多年草。日本を含む東北アジア原産。低い山かや草原にみられる植物。
古くから栽培されているが、ハナショウブやカキツバタほどの園芸品種は生まれていないと聞く。
大きな花被片の元には黄色と紫の網目模様があるのが特徴で、カキツバタやハナショウブにはこの網目模様がない・
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ハナショウブの外花被片の元は黄色
カキツバタの外花被片の元は白色
五月初めにはアヤメが咲き、中頃にはカキツバタが水辺で紫色に揺れて咲く。やや遅れてハナショウブが湿地で花を咲かせ始める。
紫色の花が続いてひとびとを楽しませる。
まさに 「花は紫」 だ。
『いずれあやめかかきつばた』という慣用句がある。
「両者の優劣をつけがたい」という意味で、美しい女性をたとえる表現として使われてきた。
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