一月二十三日、奈良市内の大安寺で光仁天皇の御忌法要 光仁会 が営まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 境内は参拝の方々であふれている。

 

 

 

 

 御祈祷のため、本堂前で並ぶひとたち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本堂内では加持祈祷がおこなわれるが、入り口で錫杖を手にした僧によるお祓いがひとり、ひとり行われる。

 

 

 

 

  酒の入った孟宗竹は焚火(右端)の傍に立てかけられて、温められる。

 

 

 

 

 

 孟宗竹の中で温められたお酒が、参拝者の差しだす竹のお猪口にそそがれる。

 お酒のいい香りが漂う・・・

 

 

 

 

 

 

 

 飲酒運転防止のために、ドライバーの方には笹水の振舞い

 

 

 

 

 

 

 

 

 ※※ 光仁天皇

 天智天皇の孫(志貴皇子の子)で即位するまでは白壁王といい皇位継承とは無縁の存在であったが、六十二歳という高齢で皇位に就くことになる。

 

 天皇は竹林で「林間酒を温める」風流を楽しまれ、その験あって健康長寿を保たれたと云い、その故事にあやかって悪病を封じ、息災にすごそうと行われるのが「癌封じ笹酒祭り」である。

 

 

 

 

 

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