夏の終わりころになると、青い葉に白い縁取りが進んで・・・・まるで初雪が降ったように見える「初雪草」が畑の隅で涼やかに揺れている。
ハツユキソウ(初雪草)
トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草(本来は多年草だが冬の寒さで枯れやすく、一年草の扱いとなる)。
北アメリカ原産。
名前からは冬をイメージしてしまうけれど夏の花壇に涼をもたらす花。
葉の先に小さな花をつけるがあまり目立たない。面白いことに雌蕊の先に種が出来て、うつむきながら大きくなっていく。熟すると上を向く。
夏の終わりに雪が積もったように白く縁取られた葉の上に、極小の白い花がひっそりと咲く。
茎を傷つけたときに出る乳液は、肌が弱いと被れることがあるので注が必要。
薬師寺三重塔を望む。
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