・・・・日が暮れると危ないですよ・・・ご覧の通り、ここは照明が無いから、真っ暗になりますよ・・・。
ウオーキング中らしい二人の御婦人からの忠告・・・・。
ありがたいが、これから魔術師の登場・・・なだけに帰れない。
小川とそれに沿って径が一本・・・。両側は竹藪が挟み込むように続く。およそ400メートルの間には照明ひとつ無い。日が暮れると真っ黒になるのだが・・・ここにはカラスウリの花が咲く。
蕾の傍によって三脚を据えカメラを取り付けて花が開くのを待つ。
カラスウリ 撮影時刻 18:00
スミレウリ科カラスウリ属の多年草。原産地は中國。日本では本州、四国、九州に自生する。林や藪の草木に絡みついて成長する。
撮影時刻 18:28
夏の夜に白い花弁(5弁)の縁が割れて、そこから糸状になって長く伸び網あるいはレース状に広がる花を咲かせる。
18:32
糸の一本一本がみるみる伸びていく様子は、まるで魔術を見せられているかのごとくである。よく絡まないものだと・・・感心する。
18;36
18:42
チョット角度を変えて撮ってみた。
18:45
18:48
18:51
開き切った・・・闇の世界に真っ白な花が開く。見事だ。
横から撮ってみた。
カラスウリは雌雄異株で、一つの株には雄花か雌花かの何れかのみがつく。このような目立つ花になったのは、受粉のため夜行性の ガ を引き寄せるためであると考えられている。
ご覧いただきありがとうございます。