花数が少なくなっていく7月から、爽やかなすみれ色の花を咲かせるセイヨウニンジンボクを撮ってみた。

 

 

 

 

 

 セイヨウニンジンボク(西洋人参木)

 シソ科ハマゴウ属の落葉性低木。地中海沿岸地域から中央アジア、インド北西部が原産地。主に河畔や沿岸地域に自生し、群生して茂みを作る。

 日本へは明治時代中期に、観賞用植物として渡来した。

 

 和名セイヨウニンジンボクは、掌状の細い葉がチョウセンニンジンに 似ていることから「ニンジンボク」、ヨーロッパ原産であることから「セイヨウ」の冠が付いている。

 

 

 

 

 

 

 

 爽やかなすみれ色の小さな花を穂状に咲かせる。派手さはないが、満開になった様子はとても魅力的で涼し気な印象を受ける。

 生育旺盛で育てやすい落葉性低木(樹高2~3mほど)だが、散歩道で見かけることは少ない。

 ヨーロッパではハーブとして用いられてきた他、果実をコショウの代用品として利用されてきた歴史がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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