日本の四季をつかさどる姫のうち秋の竜田姫とならんで有名なのが春をつかさどる佐保姫だ。

 佐保姫も竜田姫同様に染色と織物が得意だそうだが、好みの色はだいぶ違うようだ。

 秋の鮮やかな紅葉の色と違い、春は色とりどりのやわらかな色。おだやかな気性が想像される。

 平城京の東にあたる佐保山に住んでいるところから、その名が付いた。

 佐保山周辺は桜の名所、なかでも佐保川沿いは見事な桜並木で有名。

 佐保姫の行くところ、その衣に包まれて艶っぽい春が今年もやってきた。

 

 それでは、佐保姫の咲かせた佐保川の桜・・ご覧ください。

 

 

 

 奈良の市街地を流れる佐保川には、両岸5キロにわたって約1000本の桜並木が続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 例年ならここには沢山の人々で賑わう所・・・

 

 

 並木の下を通る人もマバラ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  高い高い・・・ニコヤカなひとコマ(承諾を得て掲載しています。)

 

 

 

 

 

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