俯き加減で控えめに咲きつつも、華やかさがにじみでて・・・人の心を掴む花・・・。

 11月~3月にかけて毎年咲かせる楚々とした愛らしい花は、花壇の主役だけではなく、ときには脇役にもなってくれるので、園芸家には強い味方と云えそうだ。

 

 

 クリスマスローズ

 キンポウゲ科クリスマスローズ属の多年草。原産地のヨーロッパなどでは、原種の一種であるニゲルを指し、日本のように、すべての花種にクリスマスローズという名を付けていたわけではない。

 ニゲルは、ヨーロッパで花の少ない冬の12月末、クリスマスの頃に白い花を咲かせるので、「クリスマスの頃に咲くバラ」という意味で「クリスマスローズ」という愛称が付けられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 寒さに強く霜にあたっても枯れることがない冬の貴婦人。

 その花姿は、ときには雪が舞う厳しい日々を微笑みながら・・・やがてくる春を待っているようにも見える。

 

 

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