のこころでありたい建築士のヒロボーです。運命は文字通り命を運ぶことです。そして運ぶ方向がどの方向に行くかによって運不運が生まれます。運命を知る方法として巷には手相・人相・家相・墓相そして星占い姓名判断や方位方角と枚挙にいとまがないほどあります。人生を決定する決め手がなく、何が人生の法則かを探る努と人間は迷い多い存在であることを示す例でもありますが、そのいずれもが信仰心を持つことの大切さを説き、信仰によって運命を変え得ることを説くのが一般です。であるなら何よりも心相つまり心のかたちが最優先であり、運命つまり命を運ぶのはわが心にあるということが出来ます。
心がどの方向にあるか、何を価値とし、、何を人生の目的として今心を動かしているかが大きな問題です。しかも、その心は過去からの流れの上に立って働いております。自分ばかりではなく大祖元以来先祖代々の業（行いの結果）を受け継いで自分の心がつくられています。顔形や身体のゆがみは比較的容易に自分たちは知ることが出来ますが、見えない心のゆがみはなかなか知ることが出来ないばかりではなく知ろうともしないのが普通です。心が命を運ぶなら心こそ真剣に考えなければならないはずですが、人は心をさて置いて容貌や容姿財産や地位といった形あるものにとらわれて迷いに入っているのが実情です。
御五法修業
【解脱会の修業方法】 は先祖を通じて自分に至る心に及ぼす精神的肉体的な遺伝と伝統が、先祖のさまざまな業を知ることによって映し鏡のように自分の心のよって来た要因を知ることができます。運命を左右する心を正しく知ることが、運命上の障害が何であるかを知る得る最大のものなのです。さらに御五法修業は先祖の業がはっきりと示されその業が自分に結果として宿されそれが因となってさまざまな縁に触れて心が動いている事実が自覚できます。嬉しい心があるのでも悲しい心があるわけでもないのです。縁にふれて嬉しくも悲しくもなるのが心です。病で伏せればつらく淋しく全快すれば喜び失って悲しみ得て喜ぶ。人は縁によって悲喜こもごもの模様を織りなすものです。悲しい心という実体があるのではない。喜びの心という実体があるものでもない。般若心経の「空」といわれるようにあるが如く無きが如く縁によって色即是空になり空即是色にもなるというのが心といえます。
心を動かす要因は、精神的あるいは物質的なものであったり自然の変化であることは誰にも理解できますが、目に見えない世界とのかかわりがあることは普通には理解されないようです。金剛さまは、この世は現界ばかりではなく幽界とも深いかかわりがあることを説かれ霊とのかかわりで心が動かされ人生が左右されることをも説かれております。運命を深く考える場合この二つの世界のあり方を正しく知って正しい方法をとることが必要です。
御五法修業は、こうした霊の世界との交流によって先祖が安霊されているか苦しみ迷ってはいないか、無縁霊・守護霊・守護神・霊守護神、信仰関係の神霊のかかわりを正しく知り正しく供養し祭祀する方法を修業者自身が自覚できる尊い修業なのです。
巷で霊能者が、その能力を通じて示す方法とは異なり、自分自身が神霊祖霊と直接交流することによって深い自覚ができるだけではなく、神霊祖霊の霊示によって正しく供養し祭祀することができ、人生の様々な障害を除去し運命好転の深い体験が得られます。
最近になって守護霊・守護神・背後霊を知り正しく祀ることがいわれておりますが、御五法修業は、こうした霊を知って正しい方法が霊示されるばかりではなく自分がよって来た心のあり方をも知ることから、さらには正しい人生のあり方をも啓示されるという運命好転の最も尊い修業なのです。
埼玉県北本市 解脱会「こころの故郷」御霊地の五智如来堂です。
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