わたしは、7日土曜に辛坊さんの関西番組?で知り、今後日本でも必要な取り組みだと直感しました。

私がこれから概略を説明しますが、俄かには信じがたい、とても良い仕組みかも知れないが、費用が莫大になるし、そんな制度ができれば、多分人間は怠け者になって働かなくなるだろうと、間違いなく言われることを予想しますが、私は日本の将来の人々の安心と幸せ幸福のためには絶対必要な、そして世界平和のためには世界の国々で取り入れる国々が多く出てくると私は信じています。一つお断りしておきます。この制度は今の既成概念を突破しないと理解できないと思います。

 この取り組みは、フィンランド国で2017年1月1日より国家レベルで社会実験が行われました。

その社会実験の内容について説明します。

国民の最低限度の生活を保障するため、国民一人一人に現金を給付するという構想で、

これを「ベイシックインカム(BI)」という。

このベイシックインカムの社会実験するために、フィンランド政府は、国民から2000人を抽出選択しその2000人に毎月560ユーロ(訳73,000円)を生活費として給付し、その対象者の「ストレス」とか「仕事へのモチベーション」がどうなるのか?の社会実験である。

このベイシックインカム構想は、個別対策(生活保護、失業保険の一部、医療扶助、子育て養育給付等)的保障を一元化して包括的国民生活の最低限度収入(ベーシックインカム)を保障することを

目的とするものである。

 わたしが、なぜこの構想に魅力を感じるかというと、私の子どもの頃に「一億総中流時代」と言われていた時代があった様な記憶がある。何を言いたいかというと今の世情と比較した時、その当時の低所得層の人々にもそれなりの経済的余裕があり、曲がりなりにも「ゆとり」があったように思う、でも現状は余りにも経済的困窮化進み、寧ろ生活が成り立たない人が年々増加してきている感じかする。もっと言えば「ごく一部の経済的富裕層」対「大多数の経済的窮迫層」と表現できる位に対極化してきているのである。その原因は、現政権のトップの独善的私見で、つまり全体的視点からの国情把握が全くされていないために、日本国の国情の惨憺たる状況を全く看過してしまっている。このままでは、全く取り返しのつかない状況に追い込まれるのではないかと、私は危惧しています。短絡的に言えば、日本の国情をリセットする為に「戦争でも企てるか?」という考えをする人だって出てくる気さえする。今は希少化した戦争体験者の人は一番危惧する、太平洋戦争勃発前の状況を思い出しているのでは?さえ思います。

少し脇道に逸れてしまいましたが、私はこのブログ一貫して訴えていることは、もう人間は自分の存在を問い直し、「一人で生きている様に思ってる全くの誤解」を「本当の人間存在の意味」

を知る努力を始めないと、「心の進化の波」が限りなく押し寄せてきているのです。

ベイシックインカム構想こそ、人間が本来の生き方をする時に一番必要な「国の在り方」になってくる考えなのです。