昨日のブログで①全世界的自然災害の頻発は「人類に対する大自然からのメッセージ」

②被災者再建困難な状況・窮状は「人類の今の生活の在り方に対するメッセージ」と書きましたので、今日はそのメッセージの内容について私の思いを述べてみたいと思います。

 まず全体的生き方としてこれまでは「物質主義史観というか、目に見える実体あるものが全てという生き方で統一されいた」、でもこのこれまでのこの生き方で、あらゆる面に破綻・矛盾をきたしきている現状があると思うのです。人間観についても「物質的肉体」と把握し、一方「こころ」とか「精神」とか「理屈では理解でない不思議な出来事」など人間がこれまでに科学が解明してきたこと、「物質レベル世界」から「量子レベルの世界」へと人間が未だ知らない「未知な世界」があること、いや「解明されている世界」よりむしろ「未知の世界」方が広くこの宇宙世界には広がっていることもわかってきました。

 これらの科学で解明されたことを踏まえて、人間に「新しいパラダイム」へと「人間の生き方」を変更することを促されているということになるのです。

どの様な生き方をしたら良いのでしよう。

①人間は個々ばらばらに生きている存在ではなく、ある宇宙の意思・意識に従って一体的生きている存在だから「相手あっての自分」という生き方に変えて行かなくてはならない。

②人間の自分という「意識」は「宇宙の意識」と繋がっており、人間を生かしている「生命力」は「宇宙の生命力」そのものであり、そうゆう意味では、人間は宇宙の生命力に「生かされている」側面もあるということになります。つまり、人間は個人として生きている様に見えても、目には見えない「宇宙世界」と情報とエネルギーのやり取りをして生きている存在なのです。

そうゆう見識に「思考形式」を変更して生きるべき時代がきているということであり、これまでの「自分優先」の生き方ではなく「相手の存在を認めることから始めて、そこから自分の生き方」を考えるそんな世界が求められている。また「与え合うことを基本とする生き方」なども含まれる。

③先に宇宙の意識・意思と書きましたが、その意思とは何でしよう? それは全てを無条件に愛する「愛」そのものなのです。宇宙の統一意識原理は「愛の原理」で全てが動いていて、人間も全てのものに愛を持って行動すれば、自分の周囲の生きる環境が良い方向に向かうとわたしは思っています。

④今、高度の科学技術に支えられた現代生活を「人間の心の問題」という視点から見直す必要性あり、私達は実際的な面だけに意識を向け物質的な事柄だけに目が向き、人生を経済的側面のみに限定してきたようです。

⑤最後に、わたしが一番ここで述べたいのは、人間の物質的な面に偏向した見識から「こころ」というか精神的なむしろ「目に見えない世界の存在」「霊的・意識世界」が人間存在の基盤というか「源」になっていることを再認識すること。

そんな生き方に人類がパラダイムシフトしていけば、宇宙意識から人類へ「生きる叡智」が与えられ「人類が互いに生かし合える」知恵を生み出していけると信じています。