こちらは2/28のツイート。

「ValimaiとBheemla Nayakが大ヒットなのに対して Gangubai Kathiawadiが苦戦」

てなこと言っています。

 

Gagubai は40カロール弱、一方のアジット・クマールのValimaiは24日公開で76カロール、
パワン・カルヤンとラーナー・ダッグバーティーのBheemla Nayakが77カロール。

「南のベテラン勢がボリウッドの小娘 アーリヤー・バットをなんぞ粉砕したわい」

というつもりだったのでしょう。

 

でも興行収入の動きを知っていれば、Gangubaiが抜く可能性が高いことが分かります。

 

そして現在はこの通り。Gangubai は123で3位。Bheemla Nayak、Valimaiを抜いています。

 

興行収入は普通に考えられる通り、以下の3つの傾向があります。

  1. 平日より休みのほうが大きい
  2. 前評判が高いと初日の入りが大きい
  3. 評判がいいほど大きくなる
そのためどこでも祝祭日に合わせて公開することが多いのですが、そうでなければ金曜日に公開されることが一般的。
そしてボリウッドのメインであるヒンディー語圏では
  • 土日はその約1.4~1.5倍
  • 月曜日は金曜日の4割程度。平日の間は少しずつ落ち
  • 金曜日はさらに若干落ちて、また土日は金曜の1.5倍程度
これの繰り返し。一般的に最初の金土日の週末3日間の合計の約2倍程度。
評判がよければ月曜の数字は大きく下がりません。
(だいたい「3日間* (1.0+(月曜/金曜) ** 2)」になります。)
 

タミル、テルグの数字はあまり調べていないのですが、最初にドンとくるのが一般的。

北米では普通の作品は評判がよければロングランになるので最初の数字では分かりにくい気がします。それに対してインド映画は北米でもドンと最初に来て、翌週以降はがっつり落ちます。公開館数が少なく、インド系の人が多いからじゃないかと思います。

ただ日曜よりも土曜のほうがかなり大きいのはインドとは違う印象を受けます。