Pan-India Movieの最初って何かってことになると、古典的なものを除けば近年では「Baahubali2」じゃないかと思っているんですが。
その監督S.S.ラージャマウリはRRRのデリーでのプロモーション・イベントで「ラガーン」が最初の汎インド映画と言っています(‘Lagaan’ the first Pan-India movie opines Rajamouli!)
アーミル・カーンを呼んでいたからなのかもしれません。
でもアーミル自身はどうだったんだろ?
あの作品はインドよりも海外に目を向けていたんじゃないかと思っているんですが。
インド国内の興行収入ではテルグ、カンナダ、タミルと上位に占め始めていますが、
インド映画の世界全体の興行収入はBaahubali1と2、KG2、RRRがトップ10に入っているとはいえ、まだまだボリウッド勢が多くを占めています。
2017年、Baahubali2の怒涛の進撃をDangalが巻き返せたのは中国市場のおかげ。
インド、中国の両国の対立から止まっていましたが、先ごろDrishyamjは約1カ月の公開で4.6Mドル(30カロールぐらい?)とそこそこな成績を収めていました。
実は中国でのインド映画はDangalをはじめとした、アーミル・カーン作品、
ヒューマンドラマが強く、アクション作品は大きな成功をしていません。
中国市場が活発化すればボリウッド勢は有利に動きそうです。
また大資本のおかげもあって、NetflixやAmazon Primeといった海外配信プラットフォームとの連携はボリウッド勢のほうが先に進んでいるように見えます。
現在Netflixで「Gangubai Kathiawadi」がタイ、台湾ではトップを続けています。
また中南米やアフリカでもトップ10に入っています。
俳優陣のハリウッド進出が進めば、さらに世界的にインド映画への注目が集まるかも。
一方でインド国内の興行収入 でも8位は「アベンジャーズ:エンドゲーム」とハリウッドが伸びてきています。Doctor Strangeも120カロールに届きそう。吹替え版もありますが、こちらの主力は英語版。インド諸言語よりもむしろリンガ・フランカとしての英語がインドを席巻するのかもしれません。