ただ問題なのは、ほとんどの人が「欲しくないもの」について、いつも考えていることです。マイナスに考えることがクセになっているのです。
思い浮かべて下さい。今日一日のあなたの生活を・・・。いつもの時間の通勤電車に乗れましたか。そしてその電車の中で自分の立ち位置は満足しましたか。近くで電子音のシャカシャカという音が聞こえてきませんでしたか。誰かのニンニクの臭いが気になりませんでしたか。出勤してから、あなたは今日一日の仕事の予定を確認できましたか。
そして予定通りそれが実行できましたか。おそらく、いろんな電話が入ったり、上司から思いもかけない指示を受けたりで、自分が思い描いた通りには行かなかったのではありませんか。自分が望まなくても、まわりの環境がマイナスだらけなのです。いろんな障害、規制、不安などが行き手を阻みます。自分が車を運転している時もそうです。目の前の信号が赤になり、好きなように進めない。急に横から割り込んでくる車があったり、進路変更をしようとしても、なかなか入れてもらえなかったり、自分が好きなように進めることはできません。もちろん、共同社会ですから、全体をスムースに運ぶ為に、いろんな人の思いをまとめる規制があるわけです。しかし、一人一人においては、お互いの思いの勝負が一つ一つ決められ、時が刻まれていくのです。思いの世界も、弱肉強食なのです。