こんばんは、ミッシーです。
今日は「5S」の学習会がありました。
なぜ、「5S」なのか?
それは、医療安全の取り組みのためなんです。
まずはじめに、「5S」の前段階で、医療事故についての話がありました。
お馴染みスイスチーズモデルをもとに、事故の多くは人間の勘違い、思い込みによるものであり、予防・改善のためには、人間の様々な特性を理解し、危険な状態を目に見える状態にする必要性があるということでした。
また、安全を守るシステムがあっても、正常に機能しなければ意味がなく、また刻々と変化する環境の変化に敏感でなければならないそうです。
安全のためのシステムを正常に機能させ、周囲環境に敏感に対応しエラーが発生する確率を低減するために行うのが、「5S」だそうです。
実際には、“5S+1S”で、
1.整理
2.整頓
3.清掃
4.清潔
5.しつけ
6.習慣
の、計6項目のことです。
講師の先生がおっしゃるに、
一般企業や建築関係の現場では浸透しており、いわば常識になっているのですが、
「病院という職場は5Sができていない」そうです。
「5S」の各々を詳しくは書きませんが、スライドを見ていくにつれて、これはどこかで見たことがあるような風景が次々と出てきたのです。
デジャヴ?
整理整頓されていない、明らかに清潔でない机
想像してみて下さい。
横積みにされた様々な書類、机の下のダンボールにはいつのものかわからない物品
無造作に貼り付けられたメモ類やポスター・・・
その時、後ろからヒソヒソと話す声が、
「あれ、科長の机やん・・・」
え・・・私?
どおりで見たことのある風景だったんですね。あれは、まさに私の机にそっくりでした。
しかし「5S」は単なる清掃活動ではないんです。標準化して継続し続けて、必要があれば修正もしていかなければならないんです。そして、何よりトップが率先垂範することがポイントだそうです。
とりあえず、私が私の机とその周りを片付けて・・・それからなんですね。
明日、出勤したら、一先ず要らない(と思われる)書類等を何とかしようと思いました。
でも、片付けられないんです・・・