こんにちは、ミッシーです。


 さて、先日の北海道研修の報告でも・・・と思っていましたが、職場会議やら大阪民医連リハ構想委員会やらで、なかなか出張報告書もまとめられず、ブログにするまでに時間がかかりました。


ダラダラ書いても、読み手の方が疲れると思うので、小出しにしていきます。



まずは、民医連の全日本リハビリ技術者委員会事務局長からの問題提起がありました。


「リハビリテーション技術者の現状と課題」というテーマでした。


 現状として、2009年の調査で、データは若干古いですが、民医連のリハ技術者は、8割以上が青年職員(30歳以下だったか35歳以下だったか?)であることが分かっています。


 また、確保と育成に関しては、PTは全国的に何とか確保はできているみたいで、専ら育成にウエイトをおくことになります。OT、STは確保が困難になっているようです。西淀もOTの就職希望者がなかなか現れません。


 育成に関しては、上記のように8割以上が青年職員という若手が多く、新人を育成するにしても指導する職員が2~3年目とならざるを得なかったり、2~5年目の育成制度が不十分となっていることが、今後の課題となっています。


 中堅(6年目以上)の育成では、上司や管理者が中堅職員の苦労、疲弊感を十分理解することが重要だということでした。


そして、民医連が中堅職員に望むこととして


①職責と若手とのパイプ役

②次の民医連リハ技術者の役職者としての準備

③基礎学習の修了と専門領域の自己研鑽


が挙げられました。


 うちも、3分の2は若手です。これからも回リハの展開の中でスタッフを増やしていく方向ですが、もしかすると新卒ばかりになる可能性もあります。それに対するために、新人を教育できる中堅を育成することが課題です。


 次回は、学習講演その①「育ちあいの職場作り」をまとめてみたいと思います。