こんばんは。ミッシーです。
先日、リハ科のためだけに、当院の管理栄養士Oさんによる講義が開催されました。
『リハビリテーションにおける栄養の重要性~リハビリ実施で消費カロリーが増加~』
というテーマでお話していただきました。
数年前、回リハの患者さんで、頑張ってリハしている方ばかり痩せていくことがあったそうで、Oさんが調べてみると、カロリー不足であったことが分かったそうです。
それから、リハ実施患者のカロリー摂取に着目して取り組みを始められたそうです。
講義では、METsを活用して消費エネルギー量の算出方法や、必要水分量の設定方法、そして、理想的な三大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)の割合であるPFC比について教えていただきました。
講義の後は、当院で使用している食品栄養剤について、試食しながら教えていただきました。
美味しい物もあれば、中には失礼かもしれませんが
「こりゃ、飲めん!」
という物もありました。
「患者さんは、治療の一環とはいえ、こんなのを飲んでいるのか・・・」
食う、寝る、遊ぶ、といいますが、
身体運動機能や生活動作の改善のためには、
食う(栄養)、寝る(休養)、遊ぶ(運動)って、かなり重要だと思いました。
講義以降、少し患者さんの栄養面にも気を向けるようになり、リハ前後にはきちんと水分摂ってもらったり、食事場面を意識的に見るようになったりするようになりました。
またひとつ、チームアプローチを学びました。
資料には
“栄養ケアなくして、リハビリはなし!”
と書かれていました。
Oさん、貴重な講義、ありがとうございました。